多項式の割り算
多項式の割り算は、2つの多項式を筆算の形で1段ずつ割り、商・余り・検算を示します。例:(x³ − 6x² + 11x − 6) ÷ (x − 1) = x² − 5x + 6。もう1つのモードではすべての解を求めます。
計算方法
多項式の割り算は、数の筆算と同じように、ある多項式を別の多項式で割る計算です。商と、割る式より次数の低い余りが求まります。余りが0なら、割る式は元の多項式の因数です。
手順
- 割られる式の最高次の項を、割る式の最高次の項で割る:x³ ÷ x = x²。
- その結果に割る式全体を掛けて、割られる式から引く。
- 余りの次数が割る式より小さくなるまで繰り返す。
- 検算:商 × 割る式 + 余り = 割られる式。
例
(x³ − 6x² + 11x − 6) ÷ (x − 1):x³ ÷ x = x²、x² · (x − 1) = x³ − x²、余りは −5x² + 11x − 6。続いて −5x、最後に6。結果は x² − 5x + 6、余り0。余りがないので x = 1 は解です。
割り算で解を求める
1つ解がわかれば、一次因数 (x − 解) で割って次数の低い多項式にできます。整数の候補は定数項の約数で、分数の場合は有理根定理が役立ちます。このツールはすべての候補を試し、解を順に切り離して、残りを(2次なら解の公式で)解きます。
組立除法(ホーナー法)
割る式が (x − a) の形なら、組立除法のほうが簡単です。係数を並べ、直前の値にaを掛けて次の係数に足していきます。最後の値が余りで、p(a) に等しくなります。
よくある質問
多項式の割り算はどうやりますか?
割られる式の最高次の項を割る式の最高次の項で割り、その結果に割る式を掛けて引きます。余りの次数が割る式より小さくなるまで繰り返します。
余りが0とはどういう意味ですか?
割る式が元の多項式の因数だという意味です。割る式が (x − a) なら、aは多項式の解です。
割り算に使う最初の解はどう見つけますか?
(整数係数なら)定数項の約数 ±1、±2、±3…を代入して値が0になるものを探します。このツールは分数の場合も含めて自動で探します。
組立除法(ホーナー法)とは?
(x − a) で割る計算の省略形です。係数を書き、順にaを掛けて足していきます。和が商の係数で、最後の値が余りです。
分数や小数も扱えますか?
はい。0.5x^2 − 1/3 のような入力も分数として正確に処理するので、商と余りに丸め誤差は出ません。
出典・根拠
- Wolfram MathWorld – Polynomial division
- Wolfram MathWorld – Rational root theorem
- Wikipedia – Horner’s method
更新日: · 編集方針
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