元素周期表(インタラクティブ)
元素をタップすると詳しいデータが表示されます。元素名、元素記号、原子番号で検索したり、ハロゲンだけ、dブロックだけ、気体だけといった絞り込みもできます。
計算方法
周期表とは
周期表は、現在知られている118の元素を原子番号(原子核の陽子の数)の順に並べた表です。横の行(周期)は7つで電子殻に対応し、縦の列(族)は18あり、最外殻電子の数が同じ元素が並びます。そのため同じ族の元素は性質がよく似ています。たとえばナトリウムとカリウムはどちらも水と激しく反応し、ヘリウムとネオンはほとんど化合物をつくりません。
この周期表の使い方
- 元素名、元素記号、原子番号で検索するか、表の元素をクリックします。
- 分類、ブロック、状態で絞り込めます(ハロゲンだけ、気体だけなど)。一覧表示にも切り替えられます。
- 詳細画面で原子量、電子配置、融点、沸点などを確認できます。矢印キーで隣の元素に移動します。
ブロックは最後に電子が入る軌道を表します。sブロック(1〜2族とヘリウム)、pブロック(13〜18族)、dブロック(遷移金属、3〜12族)、fブロック(ランタノイドとアクチノイド、表の下に別掲)です。この表ではルテチウムとローレンシウムを3族に置いています。3族の並べ方はIUPACが現在も検討中です。
周期表の読み方:塩素の例
- 原子番号17:陽子が17個、電気的に中性の原子では電子も17個です。
- 第3周期:電子が3つの電子殻に入っています([Ne] 3s² 3p⁵)。
- 17族(ハロゲン):最外殻電子は7個。貴ガスの電子配置まで1個足りないため、塩化物イオンCl⁻になりやすい元素です。
- 原子量35.45:同位体³⁵Clと³⁷Clの存在比による平均値です。塩素原子1 molの質量は35.45 g。最も多い同位体の中性子数は35 − 17 = 18です。
周期表の覚え方
日本では最初の20元素を「水兵リーベ僕の船、七曲がりシップスクラークか」という語呂合わせで覚えるのが定番です。前半の「水兵リーベ僕の船」が第1〜2周期のH、He、Li、Be、B、C、N、O、F、Ne、後半の「七曲がりシップスクラークか」がNa、Mg、Al、Si、P、S、Cl、Ar、K、Caに対応します。縦の族は、アルカリ金属・ハロゲン・貴ガスなど性質の似たグループとして覚えると理解しやすくなります。
データの出典
原子量はIUPAC原子量委員会(CIAAW)の標準原子量(2021年値、ガドリニウム・ルテチウム・ジルコニウムは2024年改訂値)を簡略化した値です。安定同位体をもたない元素(テクネチウム、プロメチウム、ポロニウム以降のうちトリウム・プロトアクチニウム・ウランを除くもの)には標準原子量がないため、長寿命同位体の質量数を角括弧で表示しています(テクネチウムは[97])。電子配置、電気陰性度、融点、沸点、密度、発見年は米国国立医学図書館のPubChem Periodic Table(パブリックドメイン)、日本語の元素名はWikidataによります。超重元素の状態と電子配置は予測値です。
原子量を使うと化合物のモル質量を計算できます。M(H₂O) = 2 × 1.0080 + 15.999 = 18.015 g/molです。
よくある質問
周期表には元素がいくつありますか?
現在は118です。最も新しい4元素、ニホニウム(113)、モスコビウム(115)、テネシン(117)、オガネソン(118)は2016年にIUPACが命名し、第7周期が完成しました。ニホニウムは日本の理化学研究所が発見した、アジア初の命名元素です。
周期表の覚え方は?
最初の20元素は語呂合わせ「水兵リーベ僕の船、七曲がりシップスクラークか」(H、He、Li、Be、B、C、N、O、F、Ne、Na、Mg、Al、Si、P、S、Cl、Ar、K、Ca)が定番です。縦の族は、1族のアルカリ金属、17族のハロゲン、18族の貴ガスのように性質の似たまとまりで覚えると効率的です。
族と周期の違いは何ですか?
族は縦の列(1〜18族)で、最外殻電子の数が同じため化学的性質が似ています。周期は横の行(第1〜第7周期)で、電子が入っている電子殻の数を表します。
角括弧の数字は何を意味しますか?
その元素には安定同位体がなく、標準原子量が決められていません。角括弧の数字はPubChemが示す長寿命同位体の質量数で、テクネチウムなら[97]です。詳細画面には同位体の正確な質量が表示されます。
原子番号と質量数の違いは?
原子番号は陽子の数で、元素の種類を決めます。質量数は、ある同位体の陽子と中性子の数の合計です。炭素の原子番号は常に6で、最も多い同位体の炭素12は質量数12(陽子6個+中性子6個)です。
常温で液体の元素はどれですか?
標準状態で液体なのは水銀と臭素だけです。ガリウム(融点29.76 °C)とセシウム(28.44 °C)はそれより少し高い温度で融け、ガリウムは手のひらの上でも融けます。「状態」の絞り込みで確認できます。
ランタノイドとアクチノイドが下に分かれているのはなぜですか?
表の幅を抑えるためです。各周期のfブロック14元素を本来の位置に入れると、表は32列になります。第6・第7周期の2族と3族の間に入るべき元素です。
出典・根拠
- PubChem Periodic Table (NCBI/NLM) – element data, public domain, retrieved 27 Sep 2026
- IUPAC CIAAW – Abridged Standard Atomic Weights (Atomic Weights 2021, Revision 2024)
- IUPAC – Periodic Table of Elements (4 May 2022 release, note on group 3)
- Wikidata – element names (labels, CC0)
更新日:
関連ツール
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