LTV(顧客生涯価値)計算

平均購入単価、1人あたりの年間購入回数、継続年数(または年間解約率)、粗利率を入力すると、1人の顧客が取引期間全体でもたらす粗利を計算します。広告費と新規顧客数を加えると、顧客獲得単価(CAC)、LTV/CAC比率、投資回収までの月数もわかります。

円
年
%
(売上 − 売上原価)÷ 売上
円
同じ期間に新規顧客を獲得するためにかけた費用
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結果

顧客生涯価値 LTV(粗利ベース)
¥24,000
顧客1人あたりの生涯売上
¥60,000
CAC(新規顧客1人あたりの獲得費用)
¥3,000
LTV/CAC比率
8
CAC回収期間(か月)
4.5

計算方法

LTV(顧客生涯価値)とは

LTV(Life Time Value、顧客生涯価値。CLVとも呼ばれます)は、1人の顧客が取引を始めてから終えるまでに企業へもたらす価値を見積もった指標です。Shopifyなどでも紹介されている、もっとも一般的でシンプルな計算式は次のとおりです。

LTVの計算方法

  1. 平均購入単価と1人あたりの年間購入回数を入力します。
  2. 継続年数を直接、または年間解約率から入力し、粗利率を入力します。
  3. 必要に応じて広告・販促費と新規顧客数を入力すると、CACとLTV/CAC比率が表示されます。

顧客1人あたりの売上 = 平均購入単価 × 年間購入回数 × 継続年数
LTV(粗利ベース)= 顧客1人あたりの売上 × 粗利率

計算例:平均購入単価5,000円、年4回購入、3年間継続する場合、売上は5,000 × 4 × 3 = 60,000円です。粗利率40%なら、粗利は24,000円。これが広告費や固定費をまかなえる金額で、広告予算を判断するときは売上よりもこちらの数字が役立ちます。

注意:この計算は割引計算(現在価値への換算)をしていません。3年後の1円を今日の1円と同じとみなし、購入単価・購入頻度・粗利率が一定であることを前提にしています。取引期間が長い場合や金利が高い場合は、現在の価値を実際より高く見積もることになります。

解約率(チャーンレート)から継続年数を求める

継続年数ではなく年間解約率がわかっている場合は、平均継続年数 = 1 ÷ 解約率で求められます。年間解約率25%なら、顧客は平均1 ÷ 0.25 = 4年継続します。上の例のLTVは5,000 × 4 × 4 × 40% = 32,000円に増えます。この式は、残っている顧客のうち毎年同じ割合が離脱することを前提としています。サブスクリプションで月間解約率を使う場合は、同じ式で継続期間が月数で求まります。

CAC(顧客獲得単価)

CAC = 広告・販促費 ÷ 新規顧客数(同じ期間で計算)。60万円の広告費で200人の新規顧客を獲得したなら、1人あたり3,000円です。広告費だけでなく、代理店費用やツール費用など、顧客獲得にかかった費用をすべて含めてください。

LTV/CAC比率と回収期間

LTV/CAC比率がどの程度あればよいかは、固定費、資金繰り、成長目標によって変わるため、この計算機ではあえて目標値を示していません。回収期間は、獲得費用をどれだけの期間立て替える必要があるかを表します。

よくある質問

LTVの計算方法は?

平均購入単価 × 年間購入回数 × 継続年数で顧客1人あたりの売上を出し、粗利率を掛けると粗利ベースのLTVになります。5,000円 × 4回 × 3年 × 40% = 24,000円です。

顧客生涯価値(LTV)とは何ですか?CLVとの違いは?

1人の顧客が取引期間全体で企業にもたらす価値のことです。LTVとCLVは同じ意味で、違いはありません。重要なのは売上ベースか粗利ベースかで、この計算機では両方を表示します。

解約率(チャーンレート)からLTVを計算するには?

平均継続期間 = 1 ÷ 解約率です。年間解約率20%なら5年、25%なら4年。この継続年数を購入単価 × 購入回数 × 粗利率に掛けます。月間解約率を使えば、継続期間は月数で求まります。

CACの計算方法とLTV/CACの計算式は?

CACは、新規顧客獲得のための広告・販促費を同じ期間の新規顧客数で割った値です(600,000円 ÷ 200人 = 3,000円)。LTV/CAC比率はLTV ÷ CACで、例では24,000円 ÷ 3,000円 = 8です。

この計算機のLTVは割引計算されていますか?

いいえ。割引しないシンプルな計算式を使っています。将来の粗利を金利で現在価値に換算していないため、取引期間が長い場合は割引後の値のほうが小さくなります。

出典・根拠

更新日:

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