損益分岐点の計算

固定費、販売単価、1個あたりの変動費を入力すると、赤字にならないために何個売ればよいか、売上高はいくら必要かを計算します。限界利益と限界利益率も表示し、目標利益を入れればその利益を出すのに必要な販売数と売上高もわかります。

円
例:家賃、人件費、保険料など(1か月分)
円
円
例:材料費、仕入原価、梱包費、送料
円
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結果

損益分岐点の販売数量
667
損益分岐点売上高
¥1,666,667
1個あたりの限界利益
¥1,500
限界利益率
60%
計算上の損益分岐点は666.67個です。販売は1個単位なので、667個目で損益分岐点を超えます。

計算方法

損益分岐点とは

損益分岐点とは、売上高と費用(固定費+変動費)がちょうど等しくなり、利益も損失も出ない点のことです。これを上回れば黒字、下回れば赤字になります。

損益分岐点の計算方法

  1. 家賃や人件費など、期間(例:1か月)の固定費を入力します。
  2. 販売単価と、1個売るごとにかかる変動費を入力します。
  3. 損益分岐点の販売数量・売上高、限界利益、限界利益率が表示されます。必要なら目標利益も入力します。

損益分岐点の販売数量=固定費÷(販売単価−1個あたりの変動費)

分母の「販売単価−変動費」が限界利益です。1個売るごとに固定費の回収に回せる金額を表します。

計算例

固定費1,000,000円、販売単価2,500円、変動費1,000円の場合:

項目計算結果
1個あたりの限界利益2,500円−1,000円1,500円
限界利益率1,500÷2,50060%
損益分岐点の販売数量1,000,000÷1,500666.67→667個
損益分岐点売上高1,000,000÷0.61,666,667円

販売数量が整数にならないときは切り上げます。この例では666個ではまだ赤字で、667個売った時点で黒字に転じます。

損益分岐点売上高の計算式

損益分岐点売上高=固定費÷限界利益率です。限界利益率は1−変動費率なので、固定費÷(1−変動費÷売上高)と書くこともできます。商品が多く単価がばらばらでも、全体の変動費率がわかれば、個数を数えずに必要な売上高を求められます(商品構成が変わらない前提)。

目標利益を出すための売上

目標利益は固定費に上乗せして考えます。必要な販売数量=(固定費+目標利益)÷1個あたりの限界利益。上の例で月300,000円の利益を出すには、(1,000,000+300,000)÷1,500=866.67なので867個、売上高では約2,166,667円が必要です。

損益分岐点比率と安全余裕率

実際の売上高に対する損益分岐点売上高の割合を損益分岐点比率、残りを安全余裕率(=1−損益分岐点比率)といいます。売上高が2,000,000円なら損益分岐点比率は約83%、安全余裕率は約17%で、売上が17%減っても赤字にはなりません。

注意点

金額は税抜で統一し、固定費と販売数量の期間をそろえてください(月の固定費なら月の損益分岐点)。このモデルは費用が販売数量に比例して増えることを前提にしています。仕入れの数量割引や、店舗の追加・人員増による固定費の段階的な増加があると、損益分岐点は変わります。

よくある質問

損益分岐点はどうやって計算しますか?

固定費を1個あたりの限界利益(販売単価−変動費)で割ります。固定費1,000,000円、単価2,500円、変動費1,000円なら1,000,000÷1,500=666.67で、667個が損益分岐点です。

損益分岐点売上高の計算式は?

損益分岐点売上高=固定費÷限界利益率=固定費÷(1−変動費率)です。固定費1,000,000円、限界利益率60%なら1,666,667円です。

限界利益とは何ですか?

販売単価から変動費を引いた金額です。1個売るごとに固定費の回収に使え、固定費を回収し終えた後は利益になります。売上高に対する割合が限界利益率です。

目標利益を達成するには何個売ればいいですか?

(固定費+目標利益)÷1個あたりの限界利益で求めます。(1,000,000+300,000)÷1,500=866.67なので、867個です。

損益分岐点をエクセルで計算するには?

A2に固定費、B2に販売単価、C2に変動費を入れ、販売数量は=ROUNDUP(A2/(B2-C2),0)、売上高は=A2/((B2-C2)/B2)で計算できます。

出典・根拠

更新日:

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