二次回帰の計算
二次回帰の計算では、xとyの値に最もよく合う放物線を求めます。たとえば x = 0〜5、y = 1、2.8、6.1、10.8、17.2、24.5 では ŷ = 0.7125 × x² + 1.16321 × x + 0.960714、R² = 0.999876 になります。
計算方法
二次回帰は、関係が曲線的で直線では足りないときに、データ点へ放物線 y = a × x² + b × x + c を当てはめる方法です。
方法と手順
測定した y と放物線との距離の二乗和が最小になるように a、b、c を求めます(最小二乗法)。和 Σx、Σx²、Σx³、Σx⁴、Σy、Σxy、Σx²y から3つの式をもつ連立方程式ができ、ツールがそれを解きます。決定係数 R² = 1 − SSE / SST は、放物線が y のばらつきのどれだけを説明するかを表します。頂点は x = −b / (2a) にあります。
計算例
x = 0、1、2、3、4、5、y = 1、2.8、6.1、10.8、17.2、24.5 では、n = 6、Σx = 15、Σx² = 55、Σx³ = 225、Σx⁴ = 979 です。連立方程式から a = 0.7125、b = 1.16321、c = 0.960714 となり、ŷ = 0.7125 × x² + 1.16321 × x + 0.960714、R² = 0.999876 です。x = 6 での予測は 0.7125 × 36 + 1.16321 × 6 + 0.960714 = 33.59。頂点は x = −0.816291、y = 0.485954 にあり、a > 0 なので最小値です。
- a が正なら放物線は上に開き、負なら下に開きます。
- n = 3 のときは放物線がすべての点をちょうど通ります(R² = 1)。
- 直線的な傾向には線形回帰を使い、残差は残差計算ツールで確認できます。
よくある質問
二次回帰はどう計算しますか。
偏差の二乗和が最小になる a、b、c を求めます。Σx から Σx⁴、Σy、Σxy、Σx²y までの和で作る連立方程式を解きます。
線形回帰より二次回帰が向くのはいつですか。
直線の残差が曲線状になるときや、制動距離や投射の軌道のようにデータが明らかに曲がっているときです。
頂点は何を表しますか。
放物線の最も低い点または高い点で、x = −b / (2a) にあります。この例では x = −0.816291 で、測定値の範囲の外です。
出典・根拠
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