超幾何分布の計算
超幾何分布の計算では、全体の数、当たりの数、抽出数、求める当たりの数を入力します。たとえば50枚のくじに当たりが10枚あり、5枚引いてちょうど2枚当たる確率は 0.20984 です。
計算例:全体の数 N 50 · 全体の中の当たりの数 K 10 · 抽出数 n(非復元) 5 · 求める当たりの数 k 2 → 結果:P(X = 2) = 0.20984(N = 50、K = 10、n = 5)。出典:Wikipedia – Hypergeometric distribution。更新日:
計算方法
超幾何分布は、有限の母集団から非復元抽出(引いたものを戻さない)したときに、当たりがk個になる確率を表します。
公式
母集団にN個の要素があり、そのうちK個が当たりです。ここからn個を非復元で取り出します。このとき P(X = k) = C(K, k) × C(N − K, n − k) / C(N, n) です。有利な選び方(K個からk個の当たり、N − K個からn − k個のはずれ)を数え、すべての選び方で割ります。期待値は n × K / N、分散は n × (K/N) × (1 − K/N) × (N − n)/(N − 1) で、最後の因子は有限母集団修正と呼ばれ、二項分布より分散を小さくします。
計算例
50枚のくじのうち10枚が当たりで、5枚引くとします。ちょうど2枚当たる確率は、C(10, 2) = 45、C(40, 3) = 9880、C(50, 5) = 2118760 より P = 45 × 9880 / 2118760 = 444600 / 2118760 = 0.20984 です。2枚以下は 0.95174、2枚以上は 0.2581 になります。平均では 5 × 10 / 50 = 1 枚の当たりが期待され、分散は 5 × 0.2 × 0.8 × 45/49 = 0.734694 です。
- 宝くじ、抜き取り検査、トランプなどが典型的な応用です。
- 非復元では各回の抽出が互いに依存するため、二項分布にはなりません。
- 当たりの数は max(0, n − (N − K)) から min(n, K) までの値だけが起こりえます。
よくある質問
超幾何分布の確率はどう計算しますか。
P(X = k) = C(K, k) × C(N − K, n − k) / C(N, n) を使います。N = 50、K = 10、n = 5、k = 2 なら 0.20984 です。
二項分布とは何が違いますか。
二項分布は復元抽出、超幾何分布は非復元抽出の場合です。抽出数がNに比べて小さければ、両者は近い値になります。
P(X ≥ k) はどう求めますか。
k から取りうる最大値までの個々の確率を足します。この例では P(X ≥ 2) = 0.2581 です。
出典・根拠
更新日: · 編集方針
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