1RM計算機(最大挙上重量)
重量と、限界まで正しいフォームで挙げられた回数を入力してください。広く使われている2つの計算式で、ちょうど1回挙げられる重量(1RM)を推定します。ベンチプレス、スクワット、デッドリフトなどに使えます。
計算方法
1RMとは・推定の仕組み
1RM(1 Repetition Maximum、最大挙上重量)は、正しいフォームで1回だけ挙げられる最大の重量です。実際に限界の重量を試す代わりに、限界まで行った重めのセットから推定できます。
1RMの計算方法
- 単位(kgまたはlb)を選びます。
- 重量と、限界まで正しく挙げられた回数(10回まで)を入力します。
- Epley式とBrzycki式による推定1RMと、RM換算表を確認します。
- Epley式:1RM = 重量 ×(1 + 回数 ÷ 30)
- Brzycki式:1RM = 重量 × 36 ÷(37 − 回数)
計算例:ベンチプレス100kgを5回。Epley式では100 ×(1 + 5 ÷ 30)= 100 × 1.1667 ≒ 116.7kg、Brzycki式では100 × 36 ÷ 32 = 112.5kgです。10回ちょうどでは2つの式は同じ値になり、それより少ない回数ではEpley式が、多い回数ではBrzycki式がやや高く推定します。
RM換算表(%1RM)
換算表はそれぞれの式を逆算し、1〜10回に対応するおおよその重量を示します。Epley式では5回が1RMの約85.7%、Brzycki式では88.9%にあたり、10回はどちらも75%です。1回の場合は、入力した重量をそのまま1RMとします。
計算式の出典
Brzycki式は1993年に米国の学術誌Journal of Physical Education, Recreation & Danceで発表されました。Epley式はBoyd Epleyのトレーニングマニュアル(1985年)の重量表に由来し、査読付きの研究ではありませんが、広く引用され、スポーツ科学でも検証されています(例:LeSuerら、Journal of Strength and Conditioning Research、1997年。ベンチプレス、スクワット、デッドリフト)。
推定の限界
- 回数:回数が多いほど推定の精度は下がります。10回を超えると注意を表示します。
- 種目と個人差:ある%1RMで何回挙げられるかは、種目、トレーニング歴、筋線維のタイプによって変わります。
- フォーム:限界まで正しいフォームで挙げた回数だけを数えてください。
結果は推定値であり、トレーニングの推奨ではありません。持病や痛みがある場合は特に、医師の助言に代わるものではありません。
よくある質問
1RMとは何ですか?
1RM(1 Repetition Maximum)は、ある種目を正しいフォームで1回だけ挙げられる最大の重量のことで、最大挙上重量とも呼ばれます。
1RMの計算式は?
よく使われるのはEpley式「重量 ×(1 + 回数 ÷ 30)」とBrzycki式「重量 × 36 ÷(37 − 回数)」です。100kgを5回なら、Epley式で約116.7kg、Brzycki式で112.5kgです。
Epley式とBrzycki式はどちらが正確?
どちらかが常に優れているわけではありません。少ない回数では近い値になり、10回ちょうどでは同じ値です。研究によって、種目や対象者ごとに実測値に近い式は異なります。
8回挙げられる重量は1RMの何%?
Epley式では100 ÷(1 + 8 ÷ 30)≒ 78.9%、Brzycki式では(37 − 8)÷ 36 ≒ 80.6%です。
なぜ10回までなのですか?
回数が増えるほど筋持久力の影響が大きくなり、計算式と実際の1RMとのずれが大きくなるためです。10回程度までのセットがもっとも信頼できる推定になります。
実際に1RMを測る必要はありますか?
いいえ。推定式は、限界の重量に挑戦しなくて済むようにするためのものです。健康上の不安がある場合は、高重量のトレーニングの前に医師に相談してください。
出典・根拠
- doi:10.1080/07303084.1993.10606684: Brzycki M.: Strength Testing – Predicting a One-Rep Max from Reps-to-Fatigue. JOPERD 64(1), 1993, S. 88–90
- Epley-Formel 1RM = Gewicht × (1 + 0,0333 × Wdh.) nach Epley B., Poundage Chart, Boyd Epley Workout, 1985 – zitiert in Frontiers in Sports and Active Living 2025, Gleichungen 1 und 2
- Richens B., Cleather D. J.: Biology of Sport 31(2), 2014 – Einordnung der 1RM-Tabellen (Epley: Tabelle, keine wissenschaftliche Studie)
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