平歯車の計算:モジュールと歯数から基準円・歯先円・歯底円・中心距離

この歯車 計算ツールは、転位のない標準平歯車の寸法をモジュール m と歯数 z から KHK の歯車技術資料の式で求めます。基準円直径 d = z × m、歯先円直径 d + 2m、歯底円直径 d − 2.5m。KHK の例(モジュール3、歯数12と24)では中心距離は54 mmです。

計算例:計算内容: モジュールと歯数から寸法 · モジュール m 3 mm · 小歯車の歯数 z1 12 · 大歯車の歯数 z2 24 · 圧力角 α 20 ° → 計算結果:中心距離 54.000 mm・速比 i = 2。出典:KHK Kohara Gear – Gear Technical Reference, 4.1 Spur Gears, Table 4.1 “Calculations for Standard Spur Gears” and Table 4.2 “Calculations for Number of Teeth” (read 09.10.2026)。更新日:

mm
°
通常20°。基礎円直径にだけ影響します
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結果

計算結果
中心距離 54.000 mm・速比 i = 2
歯車の寸法
寸法小歯車 (1)大歯車 (2)
基準円直径 d = z·m36.000 mm72.000 mm
歯先円直径 da = d + 2m42.000 mm78.000 mm
歯底円直径 df = d − 2.5m28.500 mm64.500 mm
基礎円直径 db = d·cos α33.829 mm67.658 mm
歯末のたけ ha = m3.000 mm3.000 mm
全歯たけ h = 2.25m6.750 mm6.750 mm
ピッチ p = π·m9.425 mm9.425 mm
転位なし(x = 0)・バックラッシなしの標準平歯車として計算上の呼び寸法を示します。歯厚や公差は図面で決めてください。

計算方法

モジュールは歯の大きさです。KHK はピッチを「基準円の円周を歯数で割った値」p = π × d ÷ z と定義しています。π を除くとモジュール m = d ÷ z が残り、1、2、3 mm のような切りのよい数になります。かみ合う2枚の歯車はモジュールと圧力角が同じでなければなりません。

標準平歯車の計算式

計算例

モジュール歯数ddadf
12020 mm22 mm17.5 mm
23060 mm64 mm55 mm
2.540100 mm105 mm93.75 mm
31236 mm42 mm28.5 mm
32472 mm78 mm64.5 mm

KHK の例(モジュール3、α = 20°、歯数12と24)では基礎円直径は33.829 mmと67.658 mm、全歯たけは6.75 mm、中心距離は54 mmです。モジュール3のピッチは9.425 mmです。

中心距離と速比から歯数を求める

中心距離 a と速比 i が決まっていれば、歯数の和は 2a ÷ m です。KHK の例ではモジュール3、a = 54 mm、i = 1.25 で歯数の和36、内訳は16と20。整数にならない場合(モジュール2、a = 50 mm、i = 3 なら12.5と37.5)は転位かはすば歯車が必要です。歯車列の回転数はギア比 計算、円の値は円の計算で確認できます。

よくある質問

基準円直径はどう計算しますか?

歯数×モジュールです。モジュール3で歯数24なら d = 72 mm です。

歯車の外径(歯先円直径)は?

da = d + 2m。モジュール1・歯数20の歯車は歯先で22 mmです。

歯底円直径の計算式は?

df = d − 2.5m。モジュール2・歯数30なら 60 − 5 = 55 mm です。

歯車のモジュールはどう調べますか?

歯先円直径を測り歯数を数えて m = da ÷ (z + 2)。64 mm・30枚ならモジュール2です。

中心距離の計算式は?

a = (z1 + z2) × m ÷ 2。モジュール3、歯数12と24なら 36 × 3 ÷ 2 = 54 mm です。

ピッチとは何ですか?

基準円上の歯と歯の間隔で、p = π × m。モジュール3なら9.425 mmです。

出典・根拠

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