ベアリング寿命の計算:基本定格寿命 L10 と時間寿命 L10h

このベアリング 寿命 計算ツールは、NSK が解説する ISO 281 のカタログ計算法で寿命を求めます。L10 = (C/P)^p 百万回転、p は玉軸受で3、ころ軸受で10/3。C = 30 kN の玉軸受に P = 3 kN をかけると1000百万回転、1500 min⁻¹ なら11,111時間で、同じ軸受の90 %がこれに達するか超えます。

計算例:軸受の種類: 玉軸受(p = 3) · 基本動定格荷重 C 30 kN · 動等価荷重 P 3 kN · 回転速度 n 1,500 min⁻¹ · 信頼度: 90 %(L10、a1 = 1.00) · 軸受温度: 125 °C 以下(ft 1.00) → 寿命:L10h = 11,111 h。出典:NSK Europe, Technical Insight TI/E/0102 “Bearing life – Calculating the basic fatigue life expectancy of rolling bearings”: L10 = (C/P)^p, L10h = 10⁶/(60n)·(C/P)^p, p = 3 (ball) or 10/3 (roller), reliability factor a1, temperature factor ft (read 09.10.2026)。更新日:

kN
寸法表の値(ラジアル Cr、スラスト Ca)
kN
合成荷重は P = X·Fr + Y·Fa
min⁻¹
マイツールボックス入力内容はこのブラウザーにのみ保存されます。

結果

寿命
L10h = 11,111 h
詳細
項目値
荷重比 C/P10.00
基本定格寿命 L101,000 百万回転
基本定格寿命 L10h11,111 h
カタログ計算法による計算上の基本定格寿命で、目安です。潤滑や異物(aiso)は含みません。実際の軸受はこれより長くも短くもなります。L10 の前に10 %が破損します。

計算方法

L10 = (C/P)^p、L10h = 10⁶ ÷ (60 × n) × (C/P)^p。C はカタログの基本動定格荷重(100万回転に耐える荷重)、P は動等価荷重です。指数 p は玉軸受で3、ころ軸受で10/3。L10 は同じ軸受の集団の90 %が到達または超える寿命です。

1000 min⁻¹ での計算例

C/P玉:L10玉:L10hころ:L10ころ:L10h
28.0133 h10.1168 h
327.0450 h38.9649 h
5125.02,083 h213.73,562 h
8512.08,533 h1,024.017,067 h
101,000.016,667 h2,154.435,907 h

L10 の単位は百万回転。荷重を半分にすると玉軸受の寿命は8倍(2³)になります。

信頼度と温度

信頼度を上げる場合、NSK は a1 を掛けます:95 %で0.64、96 %で0.55、97 %で0.47、98 %で0.37、99 %で0.25。例の軸受(11,111 h)は95 %で7,111 h、99 %で2,778 hです。150 °Cを超えると定格荷重が下がり、Ct = ft × C(175 °Cで0.95、200 °Cで0.90、250 °Cで0.75)。200 °Cでは例の寿命は8,100 hになります。減速機の回転数はギア比 計算、力の単位は力の計算で確認できます。

よくある質問

ベアリングの寿命はどう計算しますか?

L10 = (C/P)^p(百万回転)。C = 30 kN、P = 3 kN の玉軸受なら 10³ = 1000百万回転です。

L10 を時間に換算するには?

L10h = L10 × 10⁶ ÷ (60 × n)。1000百万回転を1500 min⁻¹で割ると11,111時間です。

L10 とはどういう意味ですか?

同じ条件で同じ軸受の90 %が到達または超える寿命です。10 %はそれより早く破損します。

ころ軸受はなぜ10/3なのですか?

NSK は寿命指数を玉軸受3、ころ軸受10/3としています。C/P = 5 ならころ軸受は125ではなく213.7百万回転です。

信頼度99 %の寿命は?

a1 = 0.25 を掛けます。11,111 h は2,778 h になります。

温度で寿命は変わりますか?

150 °Cを超えると変わります。定格荷重に ft(200 °Cで0.90)を掛け、例では11,111 hから8,100 hに下がります。

出典・根拠

更新日: · 編集方針

関連ツール