ランベルト・ベールの法則の計算

このランベルト・ベールの法則の計算ツールは、A=ε·l·cを吸光度・濃度・モル吸光係数について解きます。例:ε=6220 L/(mol·cm)、1 cm、50 µmol/LならA=0.311です。

計算例:求めたい値: 吸光度 A(と透過率) · モル吸光係数 ε 6,220 L/(mol·cm) · 光路長 l(セル) 1 cm · 濃度 c 50 µmol/L → 結果:A=0.311・透過率 T=48.8652 %。出典:IUPAC Gold Book: Beer–Lambert law (A = ε·c·l)。更新日:

L/(mol·cm)
物質と波長で決まります(例:340 nmのNADH:6220 L/(mol·cm))。
cm
通常は1 cmです。
µmol/L
1 µmol/L=10⁻⁶ mol/Lです。
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結果

結果
A=0.311・透過率 T=48.8652 %
いろいろな表し方
量値
吸光度 A0.311
透過率 T=I/I₀48.8652 %
モル吸光係数 ε6,220 L/(mol·cm)
光路長 l1 cm
濃度 c50 µmol/L
計算の手順
  • A=ε·l·c=6,220 L/(mol·cm)×1 cm×50×10⁻⁶ mol/L=0.311。
  • T=10^(−A)=10^(−0.311)=48.8652 %。
この法則は希薄な溶液と単色光で成り立ちます。吸光度が高い場合(約1.5以上)や、散乱・会合がある場合は、実測値がずれます。

計算方法

ランベルト・ベールの法則は、溶液が特定の波長の光をどれだけ弱めるかを表す法則です。吸光度Aは、物質の濃度と光が通る距離(光路長)に比例し、光度測定(吸光光度法)の基礎になっています。

公式

A=ε·l·c。εはモル吸光係数(L/(mol·cm))、lは光路長(cm)、cは濃度(mol/L)です。透過率はT=I/I₀=10^(−A)で、逆にA=−log₁₀(T)です。変形すると、c=A/(ε·l)、ε=A/(l·c)になります。

計算例

NADHは340 nmでε=6,220 L/(mol·cm)の吸収を示します。光路長1 cmのセルでc=50 µmol/Lなら、A=6,220×1×50×10⁻⁶=0.311、透過率はT=10^(−0.311)=48.8652 %です。逆に、同じεとlでA=0.311ならc=50 µmol/Lとなり、A・l・cからはε=6,220 L/(mol·cm)が得られます。A=1では光の10 %が通り、A=2では1 %しか通りません。

よくある質問

吸光度と透過率の違いは何ですか?

透過率Tは通り抜けた光の割合(%)で、吸光度はA=−log₁₀(T/100)です。A=0.311はT=48.8652 %に相当します。

吸光度から濃度を求めるには?

c=A/(ε·l)を使います。A=0.311、ε=6,220 L/(mol·cm)、l=1 cmなら50 µmol/Lです。

どの吸光度までこの法則は使えますか?

装置にもよりますが、およそA=1〜1.5までです。それ以上は迷光の影響が大きくなるので、試料を希釈してください。

出典・根拠

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