希釈計算:濃度・希釈倍率・2液の混合

希釈計算の要点:C₁ × V₁ = C₂ × V₂。濃度6 %の原液から0.1 %の液を500 mL作るなら、原液は 0.1 × 500 ÷ 6 ≈ 8.3 mL、残りを水で500 mLにします。「○倍希釈」の計算や、2つの濃度の液を混ぜる割合も求められます。

計算例:計算の内容: 目的の濃度にする原液の量 · 濃度の単位: % · 体積の単位: ミリリットル(mL) · 原液の濃度 C₁ 6 · 目的の濃度 C₂ 0.1 · 作りたい量 V₂ 500 → 結果:原液 8.333 mL + 水 491.7 mL。出典:OpenStax, OpenStax Chemistry 2e, 3.3 Molarity – Dilution of Solutions (C₁V₁ = C₂V₂)。更新日:

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結果

結果
原液 8.333 mL + 水 491.7 mL
値
項目値
原液 V₁8.333 mL
水(溶媒)491.7 mL
希釈倍率1 : 60
計算の手順
  • V₁ = C₂ × V₂ ÷ C₁ = 0.1 % × 500 mL ÷ 6 % = 8.333 mL
  • 水 = V₂ − V₁ = 500 mL − 8.333 mL = 491.7 mL
アルコールと水を混ぜると体積がわずかに減ります(体積収縮)。正確さが必要なら濃度計で確認してください。

計算方法

希釈の計算式 C₁V₁ = C₂V₂

薄めても溶けている物質の量は変わらず、体積だけが増えます。

C₁ × V₁ = C₂ × V₂、変形して V₁ = C₂ × V₂ ÷ C₁、C₂ = C₁ × V₁ ÷ V₂

濃度の単位(%、mg/mL、mol/L)は、両方の濃度が同じ単位なら何でもかまいません。体積も同様です。

「○倍希釈」の2つの意味

日本の製品表示で多い「50倍希釈」は、ふつう全体を50倍の量にする(原液1に水49)という意味です。一方、比率で「1:50」と書かれている場合は原液1に水50を指すことがあります。5 Lを作るなら、原液は100 mLまたは98 mL。このツールは両方の値を表示します。

比率1 Lあたりの原液(原液1+水x)5 Lあたり
1:1090.9 mL454.5 mL
1:2047.6 mL238.1 mL
1:4024.4 mL122 mL
1:5019.6 mL98 mL
1:1009.9 mL49.5 mL

計算例

  1. 6 %の原液から0.1 %を500 mL:V₁ = 0.1 × 500 ÷ 6 ≈ 8.3 mL
  2. 水を加えて全体を500 mLにします(約491.7 mL)。

濃度の違う2液を混ぜる(たすき掛け)

濃度AとBの液を混ぜて濃度Zにするときは、たすき掛けで比を求めます:Aの割合 = Z − B、Bの割合 = A − Z。例:40 %と10 %から20 %なら 10 : 20 = 1 : 2。

注意点

体積が足し算できることを前提にしています。アルコールと水、濃い酸では厳密には成り立ちません。消毒薬や医薬品は、必ず製品の表示や医師・薬剤師の指示に従って希釈してください。

よくある質問

希釈の計算方法は?

C₁V₁ = C₂V₂を使います。1 mol/Lの原液から0.1 mol/Lを1 L作るなら V₁ = 0.1 × 1000 ÷ 1 = 100 mL、水で1000 mLにします。

50倍希釈は原液何mL?

「全体を50倍」なら、1 Lを作るのに原液20 mL+水980 mLです。「原液1:水50」なら原液19.6 mLになります。

希釈倍率の計算式は?

希釈倍率 = 仕上がりの量 ÷ 原液の量 = 原液の濃度 ÷ 仕上がりの濃度です。10 mLを100 mLにすると10倍希釈です。

%濃度の液を薄めるには?

原液の量 = 目的の% × 作る量 ÷ 原液の%。30 %の液から3 %を1 L作るなら原液100 mL+水900 mL。

2つの濃度の液を混ぜる割合は?

たすき掛けで求めます。40 %と10 %から20 %を作るなら、40 %の液1に対して10 %の液2の割合です。

出典・根拠

更新日: · 編集方針

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