最大公約数・最小公倍数の計算
最大公約数・最小公倍数の計算は、数をカンマかスペースで区切って入れるだけ(2〜10個の自然数)。両方の求め方が1段ずつ表示されます。
計算方法
最大公約数は、すべての数をわり切ることができるいちばん大きな数、最小公倍数は、すべての数の倍数になっているいちばん小さな数です。12と18なら最大公約数は6、最小公倍数は36。2つの数では、最大公約数×最小公倍数=2数の積が成り立ちます。
素因数分解で求める
それぞれの数を素因数分解します:12 = 2² × 3、18 = 2 × 3²、30 = 2 × 3 × 5。最大公約数は、すべてに共通する素因数を小さいほうの指数でかけて 2 × 3 = 6。最小公倍数は、出てくる素因数を大きいほうの指数でかけて 2² × 3² × 5 = 180 です。小学校で習う「すだれ算(連除法)」でも同じ答えになります。
ユークリッドの互除法
大きな数では互除法が速く求められます。大きいほうを小さいほうでわり、次にわる数を余りでわる…を余りが0になるまでくり返し、最後のわる数が最大公約数です。例:1071 = 2 × 462 + 147、462 = 3 × 147 + 21、147 = 7 × 21 + 0 → 最大公約数21。ユークリッド『原論』第7巻にある方法です。
どんなときに使う?
- 約分:分子と分母を最大公約数でわる – 12/18 = 2/3。
- 通分:最小の共通分母は分母の最小公倍数。1/4 + 1/6 なら 12。
- 文章題:余りなく同じ数ずつ分ける(最大公約数)、2つのバスが次に同時に出発する時刻(最小公倍数)。
よくある質問
最大公約数の求め方は?
素因数分解して共通の素因数を小さいほうの指数でかけます(12 = 2² × 3、18 = 2 × 3² → 6)。ユークリッドの互除法やすだれ算でも求められます。
最小公倍数の求め方は?
すべての素因数を大きいほうの指数でかけます:最小公倍数(12, 18) = 2² × 3² = 36。2つの数なら、積 ÷ 最大公約数 = 12 × 18 ÷ 6 = 36 でも求められます。
3つの数の最大公約数・最小公倍数は?
2つずつ順に求めます:最大公約数(12, 18, 30) = 最大公約数(6, 30) = 6、最小公倍数(12, 18, 30) = 最小公倍数(36, 30) = 180。
互いに素とは?
最大公約数が1になる2つの数のことです(例:8と15)。このとき最小公倍数は積の120になります。
約分に使うのはどちら?
約分には最大公約数、通分には最小公倍数を使います。84/126 は最大公約数42でわって 2/3 になります。
出典・根拠
- Wolfram MathWorld – Greatest common divisor
- Wolfram MathWorld – Least common multiple
- Wolfram MathWorld – Euclidean algorithm
- Euclid, Elements VII.2 – greatest common measure (Clark University)
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