扶養控除の計算ツール(令和8年分・大学生のアルバイト年収対応)
扶養控除計算を、扶養する家族の人数・年齢と、19〜22歳の家族(大学生など)のアルバイト年収から行うツールです。国税庁のタックスアンサー No.1180・No.1177(令和8年4月1日現在法令等、2026年10月6日確認)に沿って、令和8年分の扶養控除と特定親族特別控除の額を出します。令和8年分は扶養親族の所得要件が62万円以下(給与だけなら年収136万円以下)に広がりました。
計算例:あなたの年収(給与の額面) 5,000,000 · 19〜22歳の家族の人数 1 · 19〜22歳の家族のアルバイト年収(1人あたり) 1,000,000 · 一般の扶養親族(16〜18歳・23〜69歳)の人数 0 · 70歳以上の扶養親族(同居老親等以外)の人数 0 · 同居老親等(70歳以上の同居の父母・祖父母)の人数 0 → 扶養控除などの合計(所得税):630,000円。出典:一般38万円、特定扶養親族(19歳以上23歳未満)63万円、老人扶養親族48万円・同居老親等58万円。令和8年分から扶養親族の合計所得金額62万円以下, 国税庁 タックスアンサー No.1180「扶養控除」(令和8年4月1日現在法令等、2026年10月6日確認)。更新日:
計算方法
扶養控除の金額(令和8年分)
| 区分 | 年齢(12月31日現在) | 控除額 |
|---|---|---|
| 一般の控除対象扶養親族 | 16〜18歳、23〜69歳 | 38万円 |
| 特定扶養親族 | 19〜22歳 | 63万円 |
| 老人扶養親族(同居老親等以外) | 70歳以上 | 48万円 |
| 老人扶養親族(同居老親等) | 70歳以上 | 58万円 |
扶養親族になるのは、生計を一にする配偶者以外の親族で、合計所得金額が62万円以下(給与だけなら年収136万円以下)の人です。令和7年分までは58万円以下(年収123万円以下)でした。16歳未満の子は扶養控除の対象外です。
19〜22歳の家族は特定親族特別控除も
19〜22歳の家族のアルバイト年収が136万円を超えると特定扶養控除(63万円)は受けられませんが、合計所得金額123万円以下(給与だけなら年収197万円以下)までは特定親族特別控除が受けられます。控除額は家族の所得が増えるにつれて段階的に減ります。
19〜22歳の家族のアルバイト年収ごとの控除額
| アルバイト年収 | 合計所得金額 | 控除の種類 | 控除額 |
|---|---|---|---|
| 1,000,000円 | 260,000円 | 特定扶養控除 | 630,000円 |
| 1,360,000円 | 620,000円 | 特定扶養控除 | 630,000円 |
| 1,500,000円 | 760,000円 | 特定親族特別控除 | 630,000円 |
| 1,550,000円 | 810,000円 | 特定親族特別控除 | 630,000円 |
| 1,600,000円 | 860,000円 | 特定親族特別控除 | 610,000円 |
| 1,650,000円 | 910,000円 | 特定親族特別控除 | 510,000円 |
| 1,700,000円 | 960,000円 | 特定親族特別控除 | 410,000円 |
| 1,750,000円 | 1,010,000円 | 特定親族特別控除 | 310,000円 |
| 1,800,000円 | 1,060,000円 | 特定親族特別控除 | 210,000円 |
| 1,900,000円 | 1,160,000円 | 特定親族特別控除 | 60,000円 |
| 1,970,000円 | 1,230,000円 | 特定親族特別控除 | 30,000円 |
| 2,000,000円 | 1,260,000円 | 対象外 | 0円 |
合計所得金額は「年収 − 給与所得控除(令和8年分は最低74万円)」です。アルバイト年収が159万円(合計所得金額85万円)までは、控除額は63万円のままです。
特定親族特別控除の金額
| 19〜22歳の家族の合計所得金額 | 控除額 |
|---|---|
| 62万円超 85万円以下 | 63万円 |
| 85万円超 90万円以下 | 61万円 |
| 90万円超 95万円以下 | 51万円 |
| 95万円超 100万円以下 | 41万円 |
| 100万円超 105万円以下 | 31万円 |
| 105万円超 110万円以下 | 21万円 |
| 110万円超 115万円以下 | 11万円 |
| 115万円超 120万円以下 | 6万円 |
| 120万円超 123万円以下 | 3万円 |
計算例
年収500万円の会社員で、20歳の大学生の子(アルバイト年収100万円)が1人いる場合、子の合計所得金額は26万円なので特定扶養控除630,000円が受けられます。独身の場合と比べて、所得税(復興特別所得税を含む)は32,100円少なくなります。子のアルバイト年収が180万円なら特定親族特別控除210,000円で、所得税は10,700円少なくなります(社会保険料は協会けんぽ東京都・40歳未満の目安)。
あわせて使えるツール
配偶者の控除は配偶者控除計算、12月の精算額は年末調整計算で確認できます。控除後の所得税は所得税計算、住民税は住民税計算、子どもの手当は児童手当計算で出せます。
よくある質問
大学生の子のアルバイトは年収いくらまで扶養に入れますか?
令和8年分の所得税では、年収136万円以下なら特定扶養控除63万円、136万円超197万円以下なら特定親族特別控除になります。年収159万円までは控除額63万円のままで、それを超えると段階的に減ります。
特定扶養控除はいくらですか?
19歳以上23歳未満の扶養親族1人につき63万円です(所得税)。
高校生の子の扶養控除はいくらですか?
16〜18歳の子は一般の控除対象扶養親族で、1人38万円です。16歳未満の子は扶養控除の対象外です。
親を扶養するといくら控除されますか?
70歳以上の親は老人扶養親族で48万円、同居している場合は同居老親等として58万円です。70歳未満なら一般の38万円です。いずれも親の合計所得金額が62万円以下であることが条件です。
年金をもらっている親は扶養に入れますか?
親の合計所得金額が62万円以下なら対象です。公的年金は公的年金等控除を引いた雑所得で判定するため、このツールの給与の年収とは換算が異なります。
扶養控除でいくら税金が安くなりますか?
控除額にあなたの所得税率(5〜45%)を掛けた額が目安です。年収500万円・独身の会社員なら、特定扶養控除63万円で所得税(復興特別所得税を含む)は32,100円少なくなります。住民税も別に安くなります。
令和7年分から何が変わりましたか?
扶養親族の所得要件が58万円以下から62万円以下に、特定親族特別控除の対象が58万円超123万円以下から62万円超123万円以下になりました。給与所得控除の最低保障額も74万円に上がったため、年収では136万円以下・197万円以下が目安です。
出典・根拠
- 一般38万円、特定扶養親族(19歳以上23歳未満)63万円、老人扶養親族48万円・同居老親等58万円。令和8年分から扶養親族の合計所得金額62万円以下: 国税庁 タックスアンサー No.1180「扶養控除」(令和8年4月1日現在法令等、2026年10月6日確認)
- 国税庁 タックスアンサー No.1177「特定親族特別控除」(合計所得金額62万円超123万円以下、63万円〜3万円)
- 国税庁「令和8年分 年末調整のしかた」(扶養親族等の所得要件、給与所得控除の最低保障額74万円)
更新日: · 編集方針
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