配偶者控除・配偶者特別控除の計算ツール(令和8年分)
配偶者控除計算を、あなたと配偶者の給与の年収から行うツールです。国税庁のタックスアンサー No.1191・No.1195(令和8年4月1日現在法令等、2026年10月6日確認)に沿って、令和8年分の配偶者控除・配偶者特別控除の額を出します。令和8年分は配偶者の所得要件が62万円以下(給与だけなら年収136万円以下)に広がり、配偶者特別控除は年収207万円まで受けられます。
計算例:あなたの年収(給与の額面) 5,000,000 · 配偶者の年収(給与のみ) 1,500,000 · 配偶者の年齢(その年の12月31日現在): 70歳未満 → 配偶者控除・配偶者特別控除の額(所得税):380,000円。出典:令和8年分以降:配偶者の合計所得金額62万円超133万円以下、控除額は本人の合計所得金額900万円以下・950万円以下・1,000万円以下の区分で最高38万円, 国税庁 タックスアンサー No.1195「配偶者特別控除」(令和8年4月1日現在法令等、2026年10月6日確認)。更新日:
計算方法
配偶者控除と配偶者特別控除の違い
配偶者の所得が少ないとき、あなたの所得から一定額を差し引けるのが配偶者控除です。配偶者の所得が配偶者控除の上限を超えても、一定額までは配偶者特別控除で段階的に控除が受けられます。令和8年分は次のとおりです。
- 配偶者控除:配偶者の合計所得金額が62万円以下(給与だけなら年収136万円以下)。控除額38万円(70歳以上は48万円)
- 配偶者特別控除:配偶者の合計所得金額が62万円超133万円以下(給与だけなら年収136万円超207万円以下)。控除額は最高38万円から3万円まで
どちらも、控除を受けるあなたの合計所得金額が1,000万円以下であることが条件です。配偶者の合計所得金額は、給与だけなら「年収 − 給与所得控除(令和8年分は最低74万円)」で計算します。
配偶者の年収ごとの控除額(あなたの合計所得金額900万円以下)
| 配偶者の年収 | 合計所得金額 | 控除の種類 | 控除額 |
|---|---|---|---|
| 1,000,000円 | 260,000円 | 配偶者控除 | 380,000円 |
| 1,360,000円 | 620,000円 | 配偶者控除 | 380,000円 |
| 1,500,000円 | 760,000円 | 配偶者特別控除 | 380,000円 |
| 1,600,000円 | 860,000円 | 配偶者特別控除 | 380,000円 |
| 1,690,000円 | 950,000円 | 配偶者特別控除 | 380,000円 |
| 1,750,000円 | 1,010,000円 | 配偶者特別控除 | 310,000円 |
| 1,800,000円 | 1,060,000円 | 配偶者特別控除 | 260,000円 |
| 1,900,000円 | 1,160,000円 | 配偶者特別控除 | 160,000円 |
| 2,000,000円 | 1,260,000円 | 配偶者特別控除 | 60,000円 |
| 2,070,000円 | 1,330,000円 | 配偶者特別控除 | 30,000円 |
| 2,100,000円 | 1,360,000円 | 対象外 | 0円 |
配偶者の年収が169万円(合計所得金額95万円)までは、配偶者控除でも配偶者特別控除でも同じ38万円が控除されます。それを超えると控除額が段階的に減り、207万円を超えるとなくなります。
配偶者特別控除の早見表(令和8年分)
| 配偶者の合計所得金額 | 本人900万円以下 | 950万円以下 | 1,000万円以下 |
|---|---|---|---|
| 62万円超 95万円以下 | 38万円 | 26万円 | 13万円 |
| 95万円超 100万円以下 | 36万円 | 24万円 | 12万円 |
| 100万円超 105万円以下 | 31万円 | 21万円 | 11万円 |
| 105万円超 110万円以下 | 26万円 | 18万円 | 9万円 |
| 110万円超 115万円以下 | 21万円 | 14万円 | 7万円 |
| 115万円超 120万円以下 | 16万円 | 11万円 | 6万円 |
| 120万円超 125万円以下 | 11万円 | 8万円 | 4万円 |
| 125万円超 130万円以下 | 6万円 | 4万円 | 2万円 |
| 130万円超 133万円以下 | 3万円 | 2万円 | 1万円 |
「本人」は控除を受けるあなたの合計所得金額です。給与だけなら、900万円は年収1,095万円、950万円は年収1,145万円、1,000万円は年収1,195万円にあたります。配偶者控除も同じ区分で、38万円・26万円・13万円(70歳以上は48万円・32万円・16万円)です。
計算例
あなたの年収が500万円、配偶者のパート年収が150万円の場合、配偶者の合計所得金額は150万円 − 74万円 = 76万円です。62万円を超えるので配偶者控除ではなく配偶者特別控除になり、控除額は380,000円です。独身の場合と比べて、所得税(復興特別所得税を含む)は19,400円少なくなります(社会保険料は協会けんぽ東京都・40歳未満の目安)。
あわせて使えるツール
子どもや親の控除は扶養控除計算、12月の精算額は年末調整計算で確認できます。控除後の所得税は所得税計算、住民税は住民税計算、手取りは手取り計算で出せます。
よくある質問
配偶者控除は年収いくらまでですか?
令和8年分は、配偶者の給与が年収136万円以下(合計所得金額62万円以下)なら配偶者控除の対象です。136万円を超えて207万円以下なら配偶者特別控除の対象になります。
配偶者のパート収入が150万円だといくら控除されますか?
合計所得金額は76万円なので配偶者特別控除になり、あなたの合計所得金額が900万円以下なら38万円です。配偶者控除と同じ額です。
控除額が38万円のまま受けられる上限は?
配偶者の合計所得金額95万円(給与だけなら年収169万円)までです。それを超えると控除額が減り始めます。
令和7年分から何が変わりましたか?
配偶者控除の所得要件が58万円以下から62万円以下に、配偶者特別控除の対象が58万円超から62万円超になりました。給与所得控除の最低保障額も74万円に上がったため、年収で見ると配偶者控除は123万円以下から136万円以下に広がっています。
夫の年収が高いと配偶者控除は受けられませんか?
控除を受ける人の合計所得金額が900万円を超えると控除額が減り、1,000万円(給与だけなら年収1,195万円)を超えると受けられません。
健康保険の扶養とは関係ありますか?
別の制度です。このツールは所得税の配偶者控除・配偶者特別控除だけを計算しています。健康保険の扶養や会社の家族手当の基準は、加入先や勤務先で確認してください。
住民税の配偶者控除も同じ額ですか?
住民税の控除額は所得税と異なります。住民税の配偶者控除は最高33万円(70歳以上は38万円)で、このツールの金額は所得税の控除額です。
出典・根拠
- 令和8年分以降:配偶者の合計所得金額62万円超133万円以下、控除額は本人の合計所得金額900万円以下・950万円以下・1,000万円以下の区分で最高38万円: 国税庁 タックスアンサー No.1195「配偶者特別控除」(令和8年4月1日現在法令等、2026年10月6日確認)
- 国税庁 タックスアンサー No.1191「配偶者控除」(38万円・70歳以上48万円、配偶者の合計所得金額62万円以下)
- 国税庁「令和8年分 年末調整のしかた」(給与所得控除の最低保障額74万円、扶養親族等の所得要件)
更新日: · 編集方針
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