好中球数 計算(ANC)

この好中球数 計算ツールは、白血球数と白血球分画から好中球の絶対数(ANC)を求めます。例:白血球6.0×10⁹/L、分葉核球55%、桿状核球3%なら、3,480/µLです。

計算例:白血球数の単位: ×10⁹/L(= ×10³/µL) · 白血球数(×10⁹/L) 6 ×10⁹/L · 分葉核球 55 % · 桿状核球 3 % → 結果:ANC = 3,480/µL(3.48×10⁹/L)。出典:MSD Manual Professional – Neutropenia (好中球数 = 白血球数 × 桿状核球を含む好中球の割合)。更新日:

×10⁹/L
%
検査結果に「好中球」としか書かれていない場合は、その値をここに入力します。
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検査結果に記載がなければ0にします。
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結果

結果
ANC = 3,480/µL(3.48×10⁹/L)
CTCAE「好中球数減少」のグレード
CTCAE v6.0好中球数(ANC)
グレード1< 1,500 – 1,000/µL
グレード2< 1,000 – 500/µL
グレード3< 500 – 100/µL
グレード4< 100/µL
計算の手順
  • 白血球数:6×10⁹/L × 1,000 = 6,000/µL。
  • ANC = 6,000 ×(55% + 3%)÷ 100 = 3,480/µL。
  • 1,500/µL以上なので、CTCAE v6.0のグレード1〜4には該当しません。
この計算は医師の判断に代わるものではありません。CTCAEのグレードは、がん治療における有害事象を表す基準です。基準範囲は検査施設や年齢によって異なります。値が低い場合、とくに発熱を伴うときは、すぐに医師に相談してください。

計算方法

好中球の絶対数(ANC:absolute neutrophil count)は、血液1マイクロリットルに含まれる好中球の数です。白血球分画では、好中球は白血球に占める割合(%)でしか示されないことがよくあります。しかし、感染への抵抗力を判断するには絶対数が重要で、化学療法中の経過観察などで用いられます。

計算式

ANC = 白血球数 ×(分葉核球% + 桿状核球%)÷ 100。分葉核球は成熟した好中球、桿状核球はそれより若い段階の好中球で、両方を合計します。単位については、1×10⁹/Lは1×10³/µLと同じで、1マイクロリットルあたり1,000個にあたります(µL = mm³)。

計算例

白血球数6.0×10⁹/Lは6,000/µLです。分葉核球55%、桿状核球3%なら、6,000 × 58 ÷ 100 = 3,480/µL、つまり3.48×10⁹/Lです。もう一つの例として、白血球数2.0×10⁹/L、30%と2%の場合は 2,000 × 32 ÷ 100 = 640/µL で、CTCAE v6.0ではグレード2にあたります。

CTCAEによる分類

米国国立がん研究所の有害事象共通用語規準は、現行版のCTCAE v6.0(2025年公表)で好中球数減少を次のように分類します。グレード1は1,500未満〜1,000/µL、グレード2は1,000未満〜500/µL、グレード3は500未満〜100/µL、グレード4は100/µL未満です。旧版のCTCAE v5.0では各境界が一段階高く(グレード4は500/µL未満から)、以前の検査報告や研究では異なるグレードが示されていることがあります。

よくある質問

好中球数(絶対数)はどう計算しますか?

白血球数に、分葉核球と桿状核球の割合の合計を掛けて100で割ります。6,000/µLで58%なら3,480/µLです。

ANCとは何ですか?

absolute neutrophil count の略で、好中球の絶対数のことです。1マイクロリットルあたりの個数、または×10⁹/Lで表します。

いくつから好中球減少とされますか?

CTCAE v6.0では1,500/µL未満がグレード1で、グレード2は1,000/µL未満、グレード3は500/µL未満、グレード4は100/µL未満です。個々の結果の解釈は医師が行います。

×10⁹/Lを/µLに換算するには?

1,000を掛けます。3.48×10⁹/Lは3,480/µLです。×10³/µLは×10⁹/Lと同じ単位です。

出典・根拠

更新日: · 編集方針

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