モスキート音 チェック:何Hzまで聞こえる?
モスキート音のチェックです。8,000Hzから20,000Hzまでの高い音を順番に鳴らすので、「聞こえた」か「聞こえない」を押してください。最後に聞こえた最も高い音と、年代別にその高さの音が聞こえた人の割合(論文の実測値)を表示します。
計算方法
モスキート音チェックのやり方
- 静かな場所で、できればヘッドホンを使います。音量は小さめ(初期値15%)のまま始めてください。
- 「1,000Hzで音量を確認」を押し、小さくてもはっきり聞こえる音量にします。チェック中は音量を変えないでください。
- 「チェック開始」で8,000Hzの音が2秒鳴ります。聞こえたら「聞こえた」、聞こえなければ「聞こえない」を押します。聞き逃したら「もう一度鳴らす」。
- 「聞こえた」を押すたびに、10,000 → 12,500 → 14,000 → 15,000 → 16,000 → 17,000 → 18,000 → 19,000 → 20,000Hzと高くなります。「聞こえない」を押した時点で終了し、聞こえた最も高い音が結果になります。
年齢別の目安(論文の実測値)
「何歳ならこの音まで聞こえる」という決まった数値はありません。年齢と聴力の国際規格ISO 7029も対象は8kHzまでで、モスキート音の高さは扱っていません。そこでこのツールでは、9〜20kHzを実際に測定した論文(Wang ほか、2021年、健康な成人162人・324耳)の反応率、つまり各年代でその高さの音が聞こえた耳の割合をそのまま表示します。
- 16kHz:21〜30歳は100.0%、31〜40歳は64.0%、61〜70歳は16.1%。
- 18kHz:21〜30歳は78.3%、31〜40歳は20.0%、41〜50歳は2.3%。
- 20kHz:21〜30歳でも52.2%、51〜60歳と61〜70歳は0.0%。
高い音ほど、また年代が上がるほど聞こえる人の割合は下がります。ただし同じ年代でも個人差が大きく、結果はあくまで目安です。聞こえにくさが気になる場合は、耳鼻咽喉科で聴力検査を受けてください。
結果が正確にならない理由
- スピーカーの限界:スマホやノートパソコンの内蔵スピーカー、安いイヤホンは、15〜16kHzを超える音をほとんど出せないことがあります。聞こえないのが耳ではなく機器のせいということもあります。
- 音量が校正されていない:病院の検査は決まった音の大きさで測りますが、このページの音の大きさは端末と音量設定しだいです。
- ひずみ:音量を上げすぎると、スピーカーのひずみで本来より低い音が混ざり、「聞こえた」と感じることがあります。
- サンプリング周波数:ブラウザはサンプリング周波数の半分(44,100Hzなら22,050Hz)未満の音しか作れません。鳴らせない場合はメッセージが出ます。
好きな高さの音を自由に鳴らしたいときは周波数発生器、左右のスピーカーの確認にはスピーカーテスト、まわりの音の大きさを測るなら騒音計が使えます。
よくある質問
モスキート音とは何ですか?
若い人には聞こえやすく、年齢とともに聞こえにくくなる高い音(おおむね1万数千Hz以上)の通称です。蚊の羽音のように「キーン」と聞こえることからこう呼ばれます。
モスキート音で年齢は分かりますか?
正確には分かりません。年代で聞こえる割合に差はありますが、同じ年代でも個人差が大きく、機器や音量でも結果が変わります。このページの表は目安として、論文で測定された年代別の割合を示しています。
17kHzが聞こえないのは異常ですか?
このチェックだけでは判断できません。論文では16kHzでも31〜40歳の64.0%、18kHzでは20.0%の耳でしか反応がありませんでした。機器が高音を出せていないことも多いので、気になる場合は耳鼻咽喉科で検査を受けてください。
音量はどれくらいがいいですか?
1,000Hzの確認音が小さくてもはっきり聞こえる程度で十分です。高い音が聞こえないからといって音量を上げすぎると、耳を傷めたりスピーカーのひずみで誤った結果になったりします。
スマホでもできますか?
はい。ただしスマホの内蔵スピーカーは高音が苦手なことが多いので、イヤホンやヘッドホンを使うと結果が安定します。
出典・根拠
- Wang M. ほか(2021)Extended high-frequency audiometry in healthy adults with different age groups. Journal of Otolaryngology – Head & Neck Surgery(健康な成人162人・324耳、9〜20kHzの年代別反応率、2026年10月7日確認)
- ISO 7029:2017 – 年齢と性別による聴覚閾値の統計的分布(対象は125Hz〜8kHz。8kHzを超える高音域は規定外)
- WHO – Deafness and hearing loss: Safe listening(音量の目安)
- MDN Web Docs – OscillatorNode(Web Audio API)
更新日: · 編集方針
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