体表面積 計算(BSA)
この体表面積 計算ツールは、身長と体重からMosteller式・Du Bois式・Haycock式で体表面積(BSA)を求めます。例:身長175 cm、体重70 kgなら、Mosteller式で1.84 m²です。
計算例:単位: cm と kg · 身長(cm) 175 cm · 体重(kg) 70 kg · メインの結果に使う式: Mosteller式(1987年) → 結果:体表面積(Mosteller)= 1.84 m²。出典:Mosteller RD. Simplified calculation of body-surface area. N Engl J Med 1987;317:1098。更新日:
計算方法
体表面積(BSA:body surface area)とは、皮膚の面積を平方メートルで推定した値です。直接測ることはほぼできないため、身長と体重から計算します。医療では基準となる量として使われ、抗がん剤の用量、心係数、腎機能を1.73 m²あたりに換算するときなどに用いられます。
3つの計算式
Mosteller式(1987年):BSA = √(身長cm × 体重kg ÷ 3600)。Du Bois式(1916年):BSA = 0.007184 × 体重^0.425 × 身長^0.725。Haycock式(1978年):BSA = 0.024265 × 体重^0.5378 × 身長^0.3964。Mosteller式は計算が簡単でもっとも広く使われています。Du Bois式はもっとも古く、多くの研究で採用されてきました。Haycock式は乳児・小児・成人で検証された式です。
計算例
身長175 cm、体重70 kgをMosteller式で計算すると、175 × 70 = 12250、これを3600で割ると3.4028、その平方根は1.8447 m²で、四捨五入して1.84 m²です。同じ人でDu Bois式は1.8481 m²、Haycock式は1.8468 m²になります。身長110 cm、体重20 kgの子どもでは、0.7817(Mosteller)、0.7750(Du Bois)、0.7832 m²(Haycock)です。
- 標準的な体格の成人では、式による差は小数第2〜3位に出る程度です。
- 幼い子どもや、肥満・やせが著しい場合は差が大きくなります。
- インチとポンドは、1インチ = 2.54 cm、1ポンド = 0.45359237 kg で換算します。
よくある質問
体表面積はどう計算しますか?
もっとも簡単なのはMosteller式です。身長(cm)に体重(kg)を掛けて3600で割り、平方根をとります。175 cm・70 kgなら1.84 m²です。
どの式を使えばよいですか?
用途によります。病院や治療プロトコルでは使う式が決められているのが普通です。Mosteller式がもっとも一般的で、小児ではHaycock式やMosteller式がよく使われます。
体表面積は何に使いますか?
医療での基準量として使います。たとえば抗がん剤の用量、心係数、1.73 m²あたりで表す腎機能などです。
式によってどのくらい差が出ますか?
175 cm・70 kgの例では、3つの式とも1.8447〜1.8481 m²の範囲に収まり、差は0.2%未満です。
出典・根拠
- Mosteller RD. Simplified calculation of body-surface area. N Engl J Med 1987;317:1098
- Du Bois D, Du Bois EF. A formula to estimate the approximate surface area if height and weight be known. Arch Intern Med 1916;17:863–871
- Haycock GB, Schwartz GJ, Wisotsky DH. Geometric method for measuring body surface area: a height-weight formula validated in infants, children, and adults. J Pediatr 1978;93:62–66
更新日: · 編集方針
関連ツール
- BMI計算:肥満度と標準体重BMI計算ツール。身長と体重を入れるだけで自動計算し、日本肥満学会の基準で低体重・普通体重・肥満1〜4度を判定。標準体重と普通体重の範囲もわかります。
- eGFR 計算(CKD-EPI 2021式)eGFR 計算ツール。クレアチニン(mg/dLまたはµmol/L)・年齢・性別を入力すると、CKD-EPI 2021式による推算GFR、KDIGOのG1〜G5区分、計算の手順を表示します。
- 標準体重・適正体重の計算身長を入れるだけで標準体重(BMI22)と、日本肥満学会の基準で普通体重になる適正体重の範囲(BMI18.5〜25未満)を計算します。
- 体脂肪率の計算(米海軍式・メジャーで測る)身長と首・ウエスト(女性はヒップも)の周囲長から体脂肪率を自動計算します。米海軍の計算式(Hodgdon・Beckett、1984年)を使用し、誤差の幅も表示します。
- 基礎代謝・1日の消費エネルギー計算基礎代謝を計算するツール。性別・年齢・身長・体重からMifflin-St Jeor式で基礎代謝量を、身体活動レベル(PAL)から1日の総消費カロリーをkcalとkJで求めます。
- 補正カルシウム 計算補正カルシウム 計算ツール。総カルシウムとアルブミンをmg/dLまたはmmol/Lで入力すると、Payneの式による補正値を両方の単位で表示します。
- オンラインメトロノーム無料で使えるオンラインメトロノームです。BPM20〜300、2/4〜12/8拍子、アクセント、8分・3連・16分の細分化、タップテンポに対応。アプリ不要でスマホでも使えます。
- 産休計算ツール(産前6週・産後8週・育休の終了日)産休計算ツール。出産予定日を入れると産休の開始日(6週間前、双子など多胎は14週間前)、産後8週間の終了日、育休が終わる日を表示。出産手当金の目安も計算します。
- 絶対音感テスト:ピアノの音を聞いてドレミで答える絶対音感テストを無料で。ピアノに近い音を聞いて鍵盤のドレミで答えるゲーム。簡単(白鍵)・中級(黒鍵)・上級(3オクターブ)・和音の4段階、10問で正解数が出ます。