失業保険計算ツール(基本手当日額・所定給付日数・総額)
失業保険計算を、退職前の月給と年齢を入れるだけで行えるツールです。厚生労働省の「基本手当日額の計算式及び金額(令和8年8月1日~)」(2026年10月6日確認)で基本手当日額を出し、ハローワークの所定給付日数の表から、自己都合・会社都合ごとの給付日数と総額の目安を表示します。
計算例:退職前の月給(額面・残業代などを含む、賞与は除く) 300,000 · 退職した日の年齢: 30歳以上35歳未満 · 雇用保険に入っていた期間: 5年以上10年未満 · 退職の理由: 自己都合・定年など(一般の離職者) → 基本手当日額:1日 6,307円(賃金日額の約50〜80%)。出典:賃金日額3,203円以上5,480円未満:y=0.8w。5,480円以上13,490円以下:y=0.8w−0.3{(w−5480)/(13490−5480)}w(60〜64歳は12,120円以下で0.8w−0.35{(w−5480)/(12120−5480)}wと0.05w+12120×0.4の低い方)。上限:30歳未満14,900円→7,450円、30〜44歳16,540円→8,270円、45〜59歳18,220円→9,110円、60〜64歳17,400円→7,830円。1円未満切捨て, 厚生労働省「基本手当日額の計算式及び金額(令和8年8月1日~)」(2026年10月6日確認)。更新日:
計算方法
失業保険(基本手当)の計算方法
失業保険で1日あたりにもらえる額を「基本手当日額」といいます。計算は2段階です。
- 賃金日額 = 退職前6か月の賃金の合計 ÷ 180(賞与は含めません)。月給が毎月同じなら「月給 × 6 ÷ 180」です。
- 基本手当日額 = 賃金日額 × 給付率(50〜80%、60〜64歳は45〜80%)。賃金が低い人ほど給付率が高くなります。
たとえば30歳以上45歳未満で月給30万円なら、賃金日額は10,000円です。5,480円以上13,490円以下の式 0.8w − 0.3 ×(w − 5,480)÷(13,490 − 5,480)× w に当てはめると、基本手当日額は 6,307円(1円未満切り捨て)です。自己都合で加入期間5年以上10年未満なら給付日数は90日で、総額は約567,630円になります。
基本手当日額の計算式(2026年8月1日から)
| 賃金日額(w) | 基本手当日額(y) |
|---|---|
| 3,203円以上5,480円未満 | 0.8w |
| 5,480円以上13,490円以下 | 0.8w − 0.3 ×{(w − 5,480)÷ 8,010}× w |
| 13,490円超〜年齢ごとの上限 | 0.5w |
| 年齢ごとの上限超 | 30歳未満 7,450円/30〜44歳 8,270円/45〜59歳 9,110円 |
年齢ごとの賃金日額の上限は、30歳未満14,900円、30〜44歳16,540円、45〜59歳18,220円、60〜64歳17,400円です。60〜64歳は、12,120円以下で 0.8w − 0.35 ×{(w − 5,480)÷ 6,640}× w と 0.05w + 4,848 の低い方、12,120円超で0.45w、上限超で7,830円です。年齢は退職した日の年齢で判断します。
月給別の基本手当日額の早見表
| 月給 | 賃金日額 | 30歳未満 | 30〜44歳 | 45〜59歳 | 60〜64歳 |
|---|---|---|---|---|---|
| 15万円 | 5,000円 | 4,000円 | 4,000円 | 4,000円 | 4,000円 |
| 20万円 | 6,666円 | 5,036円 | 5,036円 | 5,036円 | 4,916円 |
| 25万円 | 8,333円 | 5,775円 | 5,775円 | 5,775円 | 5,264円 |
| 30万円 | 10,000円 | 6,307円 | 6,307円 | 6,307円 | 5,348円 |
| 40万円 | 13,333円 | 6,744円 | 6,744円 | 6,744円 | 5,999円 |
| 50万円 | 16,666円 | 7,450円 | 8,270円 | 8,333円 | 7,499円 |
| 60万円 | 20,000円 | 7,450円 | 8,270円 | 9,110円 | 7,830円 |
給付日数:自己都合と会社都合の違い
何日分もらえるか(所定給付日数)は、退職の理由と雇用保険に入っていた期間、年齢で決まります。自己都合や定年などの「一般の離職者」は年齢に関係なく、10年未満90日、10年以上20年未満120日、20年以上150日です。
倒産・解雇などの「特定受給資格者」と一部の「特定理由離職者」は、次の表のとおり長くなります。期間満了による雇止めなどの特定理由離職者がこの表になるのは、2027年3月31日までに離職した場合です(ハローワーク)。
| 年齢 | 1年未満 | 1年以上5年未満 | 5年以上10年未満 | 10年以上20年未満 | 20年以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 30歳未満 | 90日 | 90日 | 120日 | 180日 | ― |
| 30歳以上35歳未満 | 90日 | 120日 | 180日 | 210日 | 240日 |
| 35歳以上45歳未満 | 90日 | 150日 | 180日 | 240日 | 270日 |
| 45歳以上60歳未満 | 90日 | 180日 | 240日 | 270日 | 330日 |
| 60歳以上65歳未満 | 90日 | 150日 | 180日 | 210日 | 240日 |
計算の前提と注意点
- 総額は「基本手当日額 × 所定給付日数」の目安で、給付日数をすべて受け取った場合の額です。再就職などで受け取らなかった日数分は少なくなります。
- 65歳以上で退職した場合は「高年齢求職者給付金」という別の制度になるため、このツールでは計算しません。
- 障害のある方など「就職困難者」は給付日数が別の表(150〜360日)になります。
- 受給資格や、自己都合退職の給付制限の期間は、ハローワークで確認してください。計算式と上限額は毎年8月1日に見直されます。
あわせて使えるツール
退職金にかかる税金は退職金の税金計算、退職月の給与は給料日割り計算、残っている有給休暇は有給休暇の日数計算、育休中の給付は育休給付金計算で確認できます。
よくある質問
月給30万円だと失業保険はいくらですか?
30〜59歳なら基本手当日額は6,307円です。自己都合で90日なら総額は約567,630円です。
月給20万円だと1日いくらですか?
賃金日額は6,666円で、59歳以下なら基本手当日額は5,036円、60〜64歳なら4,916円です。
失業保険の上限はいくらですか?
2026年8月1日からの基本手当日額の上限は、30歳未満7,450円、30〜44歳8,270円、45〜59歳9,110円、60〜64歳7,830円です。
自己都合だと何日もらえますか?
雇用保険の加入期間が10年未満なら90日、10年以上20年未満なら120日、20年以上なら150日です(年齢は関係ありません)。
会社都合だと何日もらえますか?
年齢と加入期間で90〜330日です。たとえば35歳以上45歳未満で加入10年以上20年未満なら240日です。
ボーナスは計算に入りますか?
入りません。賃金日額は、退職前6か月の毎月の賃金(残業代などを含む)の合計を180で割って出します。
65歳以上は計算できますか?
65歳以上で退職した場合は高年齢求職者給付金になるため、このツールの対象外です。
出典・根拠
- 賃金日額3,203円以上5,480円未満:y=0.8w。5,480円以上13,490円以下:y=0.8w−0.3{(w−5480)/(13490−5480)}w(60〜64歳は12,120円以下で0.8w−0.35{(w−5480)/(12120−5480)}wと0.05w+12120×0.4の低い方)。上限:30歳未満14,900円→7,450円、30〜44歳16,540円→8,270円、45〜59歳18,220円→9,110円、60〜64歳17,400円→7,830円。1円未満切捨て: 厚生労働省「基本手当日額の計算式及び金額(令和8年8月1日~)」(2026年10月6日確認)
- 一般の離職者:10年未満90日、10年以上20年未満120日、20年以上150日。特定受給資格者・特定理由離職者:年齢と被保険者期間により90〜330日: ハローワークインターネットサービス「基本手当の所定給付日数」
更新日: · 編集方針
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