顕微鏡 倍率 計算:総合倍率と実際の大きさ
この顕微鏡 倍率 計算ツールは、OpenStax College Physics の説明どおり、対物レンズの倍率に接眼レンズの倍率を掛けて総合倍率を求めます。例:対物 40 倍・接眼 10 倍なら 400 倍です。
計算例:対物レンズの倍率 40 倍 · 接眼レンズの倍率 10 倍 → 倍率:総合倍率 400×。出典:OpenStax College Physics 2e, 26.4 Microscopes: overall magnification m = m_o · m_e (“the product of the individual magnifications”), objectives typically 5× to 100×, normal optical microscopes up to 1500× with a theoretical resolution of about 0.2 μm, worked example (−30.0)(8.33) = −250 (read 09.10.2026)。更新日:
計算方法
顕微鏡の倍率 = 接眼レンズの倍率 × 対物レンズの倍率。複式顕微鏡では、対物レンズが拡大した像をつくり、それを接眼レンズがさらに拡大します。OpenStax は「複数の要素からなる系の総合倍率は、各要素の倍率の積である」と説明しています。対物レンズは一般に 5 倍~100 倍です。
よく使う組み合わせ
| 対物レンズ | 接眼レンズ | 総合倍率 |
|---|---|---|
| 4× | 10× | 40× |
| 10× | 10× | 100× |
| 40× | 10× | 400× |
| 100× | 10× | 1000× |
| 40× | 15× | 600× |
OpenStax の例題では、焦点距離 6.00 mm の対物レンズで 6.20 mm 先の物体を見ると m_o = −30.0、接眼レンズは m_e = 8.33、合わせて (−30.0)(8.33) = −250 です。マイナスは像が上下逆さという意味です。
像の長さから実際の大きさを求める
倍率 = 像の大きさ ÷ 実物の大きさ なので、実物の大きさ = 像の大きさ ÷ 倍率 です。400 倍で 20 mm に見える(描いた)細胞は 20 ÷ 400 = 0.05 mm = 50 µm、1000 倍で 5 mm なら 5 µm です。これは像が実際にその倍率で示されている場合(縮尺どおりに印刷した写真など)に限ります。手描きのスケッチではスケールバーと比べて測ってください。単レンズの焦点距離や像の位置はレンズの公式、望遠鏡の倍率は望遠鏡の倍率計算で求められます。
よくある質問
顕微鏡の倍率はどう計算しますか?
接眼レンズの倍率 × 対物レンズの倍率です。40 × 10 = 400 倍。
対物レンズ 100 倍のときの倍率は?
ふつうの接眼 10 倍なら 1000 倍です。OpenStax は通常の光学顕微鏡の上限を約 1500 倍としています。
細胞の実際の大きさはどう求めますか?
測った像の長さを総合倍率で割ります。20 mm ÷ 400 = 0.05 mm = 50 µm です。
倍率がマイナスになるのはなぜですか?
像が倒立していることを表します。OpenStax の例 (−30.0)(8.33) = −250 は「250 倍で上下逆さ」です。
カメラアダプターを付けると倍率は変わりますか?
変わります。追加のレンズの倍率がさらに掛かるので、その分を接眼レンズの値に含めて入力してください。
倍率は高いほどよいのですか?
いいえ。OpenStax によれば通常の光学顕微鏡は約 1500 倍まで、理論上の分解能は約 0.2 µm です。それ以上は像が大きくなっても細かくは見えません。計算上の倍率は分解能を表しません。
出典・根拠
- OpenStax College Physics 2e, 26.4 Microscopes: overall magnification m = m_o · m_e (“the product of the individual magnifications”), objectives typically 5× to 100×, normal optical microscopes up to 1500× with a theoretical resolution of about 0.2 μm, worked example (−30.0)(8.33) = −250 (read 09.10.2026)
- OpenStax College Physics 2e, 25.6 Image Formation by Lenses: magnification m = h_i/h_o (image height ÷ object height) (read 09.10.2026)
更新日: · 編集方針
関連ツール
- レンズの公式の計算ツールレンズの公式の計算ツール。物体距離・像の距離・焦点距離のうち2つから残りを求め、倍率・像の大きさ・実像か虚像かを凸レンズ・凹レンズで表示します。
- 望遠鏡の倍率を計算望遠鏡の倍率を計算。焦点距離・接眼レンズ・バローレンズから倍率、射出瞳、実視界、分解能、実用的な上限倍率までまとめて分かります。無料でそのまま使えます。
- 縮尺の計算縮尺の計算ツールです。図面や地図上の長さを実際の長さに、またその逆に換算し、2つの長さから縮尺を求め、面積の縮尺や代表的な縮尺の比較表も表示します。
- 指数表記の変換ツール(計算過程つき)数値を指数表記(a×10ⁿ)に変換、または元の数に戻せるツールです。E表記、SI接頭語つきの工学表記、有効数字にも対応し、計算過程を表示します。
- オンライン電卓無料のオンライン電卓。アプリ不要で、スマホでもパソコンでも入力するとすぐ答えが出ます。四則演算の優先順位、かっこ、パーセント、ルート、途中式と履歴に対応。
- 真理値表ジェネレーター真理値表を論理式から自動作成:AND・OR・NOT・XOR・→・↔に対応し、途中の計算列、加法標準形・乗法標準形、2つの式が等価かの判定までブラウザですぐに確認できます。
- 剰余計算(mod)ツール剰余計算ツール。割り算の余り、大きなべき乗の mod m、モジュラ逆元を途中式つきで求めます。60桁までの整数でも正確に計算できます。登録不要・無料です。
- 変圧器の計算変圧器を計算します。二次電圧または巻数、巻数比、一次・二次電流、電力と損失を、効率を考慮して単相変圧器について求めます。
- 正六角形 面積の計算ツール正六角形 面積の計算ツール。一辺・周の長さ・面積・二面幅・対角線のどれか1つを入力すると、残りの値を公式と計算の手順つきで表示します。