変圧器の計算

変圧器の計算は、一次電圧と巻数から行います。230 V、巻数1,000対52なら、二次電圧は11.96 Vです。巻数比、電流、損失もあわせて表示します。

計算例:求めるもの: 二次電圧 U₂ · 一次電圧 U₁ 230 V · 一次巻数 N₁ 1,000 · 二次巻数 N₂ 52 · 二次側の負荷電流 I₂ 5 A · 効率 95 % → 結果:二次電圧 U₂ = 11.96 V。出典:Wikipedia – Transformator (Übersetzungsverhältnis, Ersatzschaltbild)。更新日:

V
A
%
小型の電源トランスは80〜95 %、大型は98 %以上
マイツールボックス入力内容はこのブラウザーにのみ保存されます。

結果

結果
二次電圧 U₂ = 11.96 V
計算値
項目値
巻数比 N₁ : N₂19.231
一次電圧 U₁230 V
二次電圧 U₂11.96 V
一次巻数 N₁1,000
二次巻数 N₂52
1 Vあたりの巻数(一次側)4.348
一次電流 I₁0.27368 A
二次電流 I₂5 A
入力電力 P₁62.947 W
出力電力 P₂59.8 W
損失3.1474 W
損失のない電圧比と、電流に対する一定の効率で計算しています。無負荷電流、漏れ磁束、負荷時の電圧降下は考慮していません。設計や保護は電気の有資格者に任せてください。

計算方法

理想的な変圧器では、電圧の比は巻数の比に等しくなります。U₁ : U₂ = N₁ : N₂ です。N₁ / N₂ を巻数比といいます。電流は逆の比になり、I₁ : I₂ = N₂ : N₁ です。損失を除けば電力は変わらないためです。

計算のしかた

二次電圧は U₂ = U₁ · N₂ / N₁ です。230 V、1,000 : 52なら11.96 Vです。逆に、一次巻数1,000、230 Vで二次電圧12 Vにするには、ちょうど52.17回の巻数が必要で、丸めると52回です。負荷電流I₂があると、出力電力は P₂ = U₂ · I₂、入力電力は P₁ = P₂ / η、一次電流は I₁ = P₁ / U₁ になります。その差が損失で、鉄心や巻線で熱になります。

実用上のポイント

「1 Vあたりの巻数」は鉄心の断面積と品質で決まり、鉄心が飽和するかどうかに関わります。小型の電源トランスでは、1 Vあたり4〜8回ほどが多いです。トランスの正確な設計は、メーカーに任せるのが確実です。

よくある質問

変圧器の二次電圧はどう計算しますか。

U₂ = U₁ · N₂ / N₁ です。230 V、一次1,000回、二次52回なら11.96 Vです。

一次電流はどう計算しますか。

二次側の電力から求めます。I₁ = U₂ · I₂ / (η · U₁) で、12 V、5 A、効率95 %、230 Vなら約0.27 Aです。

巻数比とは何ですか。

N₁ / N₂ は、電圧が何倍に下がる(1より大きい)か、上がる(1より小さい)かを表します。電流は逆の比で変わります。

出典・根拠

更新日: · 編集方針

関連ツール