ワットとアンペアの計算:単相・三相・直流

ワットとアンペアの計算の要点:電流 = 電力 ÷ 電圧(I = P ÷ V)。100 Vで1200 Wのドライヤーなら12 Aです。三相は I = P ÷ (√3 × V × 力率)。モーターは銘板の力率を入れてください。

出典:OpenStax, OpenStax University Physics Vol. 2, 9.5 Electrical Energy and Power (P = IV)。更新日:

V
ヒーターやドライヤーは1、モーターは0.8〜0.9程度
時間
アンペア時と電力量の計算用、0で省略
マイツールボックス入力内容はこのブラウザーにのみ保存されます。

結果

結果
100 Vで1,200 W = 12 A
値
項目値
電流 I12 A
有効電力 P1,200 W = 1.2 kW
皮相電力 S1,200 VA = 1.2 kVA
無効電力 Q0 var
ブレーカー容量の目安13 A
計算の手順
  • I = P ÷ (V · 1) = 1,200 W ÷ (100 V · 1) = 12 A
  • 皮相電力 S = V × I = 100 V × 12 A = 1,200 VA
ブレーカー容量は目安です。実際は電線の太さや配線方法で決まります。1回路(20 A)で同時に使える家電の合計にも注意してください。

計算方法

ワットとアンペアの関係式

逆にワットは P = V × I(直流)、P = V × I × 力率(単相)、P = √3 × V × I × 力率(三相)。√3 ≈ 1.732は三相の位相が120°ずれていることから来ています。

早見表(力率1)

消費電力100 V200 V
100 W1 A0.5 A
600 W6 A3 A
1000 W10 A5 A
1200 W12 A6 A
1500 W15 A7.5 A
2000 W20 A10 A

100 Vでは「1000 W ≒ 10 A」と覚えると便利です。一般的な家庭のコンセント回路は20 Aのブレーカーで保護されています。

力率・皮相電力・無効電力

モーターや電源アダプターでは電圧と電流の位相がずれます。このとき皮相電力 S = V × I(VA)は有効電力 P(W)より大きくなり、その比が力率(P ÷ S)です。無効電力は Q = √(S² − P²)。電線やブレーカーは電流、つまり皮相電力に合わせて選びます。

ワットからアンペア時へ

アンペア時(Ah)は電気量です:Ah = A × 時間 = W × 時間 ÷ V。12 Vで60 Wの機器は5 A、4時間で20 Ahになります。

注意点

実効値と平衡した三相負荷を前提にしています。モーターの起動電流は定格の数倍になります。表示するブレーカー容量はあくまで目安です。

よくある質問

ワットをアンペアに変換するには?

ワットを電圧で割ります。100 Vで1000 Wなら10 A、200 Vなら5 Aです。

ワットとアンペアの違いは?

ワット(W)は電力、アンペア(A)は電流です。電圧(V)を掛けると W = V × A の関係になります(力率1の場合)。

200 Vのエアコンは何アンペア?

消費電力÷電圧で求めます。200 Vで1500 Wなら7.5 A、ただし起動時や力率によってはもう少し大きくなります。

20 Aのブレーカーで何ワットまで使えますか?

100 V回路なら20 × 100 = 2000 Wが上限の目安です。余裕を見て合計1500 W程度に抑えると安心です。

ワットからアンペア時(Ah)を求めるには?

ワット÷電圧でアンペアを出し、時間を掛けます。60 W ÷ 12 V = 5 A、4時間で20 Ahです。

出典・根拠

更新日:

関連ツール