贈与税計算ツール(暦年課税・基礎控除110万円)
贈与税計算を、1年間(1月1日〜12月31日)にもらった財産の合計額を入れるだけで行えるツールです。基礎控除110万円を差し引き、国税庁の速算表(タックスアンサーNo.4408、2026年10月6日確認)で贈与税額を計算します。父母や祖父母から18歳以上の子や孫への贈与は「特例税率」、夫婦間や兄弟間などは「一般税率」です。
計算例:1年間にもらった財産の合計 5,000,000 円 · 税率の区分: 特例税率(父母・祖父母から18歳以上の子・孫へ) → 贈与税額:贈与税 485,000円。出典:基礎控除110万円、一般贈与財産用・特例贈与財産用の速算表。例:500万円 → 一般53万円、特例48.5万円, 国税庁 タックスアンサー No.4408 贈与税の計算と税率(暦年課税)(2026年10月6日確認)。更新日:
計算方法
贈与税の計算方法(暦年課税)
- 1月1日から12月31日までの1年間にもらった財産を合計します。
- 合計から基礎控除110万円を引きます(1,000円未満は切り捨て)。
- 残りに税率をかけ、控除額を引きます(100円未満は切り捨て)。
国税庁の例では、父から20歳の子へ500万円の贈与(特例税率)なら(500万円 - 110万円)× 15% - 10万円 = 48.5万円、夫婦間などで500万円(一般税率)なら 390万円 × 20% - 25万円 = 53万円です。
贈与税の速算表
| 基礎控除後の課税価格 | 特例税率(控除額) | 一般税率(控除額) |
|---|---|---|
| 200万円以下 | 10%(-) | 10%(-) |
| 300万円以下 | 15%(10万円) | 15%(10万円) |
| 400万円以下 | 15%(10万円) | 20%(25万円) |
| 600万円以下 | 20%(30万円) | 30%(65万円) |
| 1,000万円以下 | 30%(90万円) | 40%(125万円) |
| 1,500万円以下 | 40%(190万円) | 45%(175万円) |
| 3,000万円以下 | 45%(265万円) | 50%(250万円) |
| 4,500万円以下 | 50%(415万円) | 55%(400万円) |
| 4,500万円超 | 55%(640万円) | 55%(400万円) |
もらった金額別の贈与税(早見表)
| もらった金額 | 特例税率 | 一般税率 |
|---|---|---|
| 110万円 | 0円 | 0円 |
| 200万円 | 90,000円 | 90,000円 |
| 300万円 | 190,000円 | 190,000円 |
| 500万円 | 485,000円 | 530,000円 |
| 1,000万円 | 1,770,000円 | 2,310,000円 |
| 2,000万円 | 5,855,000円 | 6,950,000円 |
| 3,000万円 | 10,355,000円 | 11,950,000円 |
| 5,000万円 | 20,495,000円 | 22,895,000円 |
特例税率と一般税率の違い
特例税率は、贈与を受けた年の1月1日に18歳以上の人が、父母や祖父母など直系尊属からもらった財産に使います(夫の父からの贈与などは対象外)。それ以外、たとえば夫婦間や兄弟間の贈与、18歳未満の子や孫への贈与は一般税率です。同じ年に両方の財産をもらった場合は、国税庁の方法で按分して計算するため、このツールの結果とは異なります。
このツールで計算しないもの
相続時精算課税、住宅取得等資金や教育資金の非課税の特例、配偶者控除(夫婦間の居住用不動産)は計算に入れていません。土地や株式の評価額の出し方も対象外です。贈与税がかかる場合は、もらった年の翌年2月1日から3月15日までに申告と納税が必要です。
あわせて使えるツール
退職金の税金は退職金税金計算、契約書の印紙は収入印紙金額、預けたときの利息は定期預金の利息計算、割合の計算はパーセント計算で確認できます。
よくある質問
贈与税はいくらからかかりますか?
1年間にもらった合計が110万円を超えるとかかります。110万円以下なら贈与税はかからず、申告もいりません(暦年課税の場合)。
500万円もらったときの贈与税は?
父母や祖父母から18歳以上の子・孫への贈与(特例税率)なら485,000円、それ以外(一般税率)なら530,000円です。
1,000万円の贈与税はいくらですか?
特例税率なら(1,000万円 - 110万円)× 30% - 90万円 = 1,770,000円、一般税率なら 890万円 × 40% - 125万円 = 2,310,000円です。
端数はどう処理しますか?
基礎控除後の課税価格は1,000円未満を切り捨て、税額は100円未満を切り捨てます(国税通則法第118条・第119条)。
夫婦間の贈与はどちらの税率ですか?
一般税率です。特例税率は直系尊属(父母・祖父母など)から18歳以上の子や孫への贈与だけに使います。
2人から100万円ずつもらったら?
基礎控除の110万円は、もらう人1人につき1年間で110万円です。2人から合わせて200万円をもらえば、200万円から110万円を引いて計算します。
土地をもらった場合も計算できますか?
土地の贈与税評価額(路線価など)を入れれば計算できます。評価額の求め方はこのツールの対象外です。
出典・根拠
- 基礎控除110万円、一般贈与財産用・特例贈与財産用の速算表。例:500万円 → 一般53万円、特例48.5万円: 国税庁 タックスアンサー No.4408 贈与税の計算と税率(暦年課税)(2026年10月6日確認)
- 1年間に贈与を受けた財産の合計額が110万円以下なら贈与税はかからない。超える場合は翌年2月1日から3月15日までに申告と納税: 国税庁 タックスアンサー No.4402 贈与税がかかる場合
- 課税標準の1,000円未満切捨て、確定金額の100円未満切捨て: 国税通則法(昭和37年法律第66号)第118条・第119条
更新日: · 編集方針
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