キーボードテスト:すべてのキーは反応しますか?
キーボードの枠内をクリックして、すべてのキーを順に押してください。キーボードから届いたキーが光り、テスト済みとして残るので、反応しないキーや引っかかるキーがすぐにわかります。
計算方法
このキーボードテストでは、キーボードが実際にパソコンへ送っているキーを確認できます。図は日本で一般的な日本語配列(JIS、109キー)のフルサイズキーボードです。キーは物理的な位置で判定するため、英語配列(US)のキーボードでも同じようにテストできます。
キーボードをテストする方法
- キーボードの枠内をクリックするか、Tabキーで移動します。枠の色が変わればテスト開始です。
- キーを一つずつ押します。押している間はキーが光り、離すとチェックマーク付きの「テスト済み」になります。
- 「テスト済みのキー」の数を確認します。押したのに灰色のままのキーは信号が届いていません。ゴミやスイッチの故障、またはOSが先に処理しているキー(下記参照)が考えられます。
- Escでエリアを離れ、「テストをリセット」で最初からやり直せます。
key・code・locationとは
キーを押すたびに、ブラウザーはW3Cの「UI Events」規格で定められた値を返します。
- event.keyは、現在の配列でのキーの文字や意味です(例:「a」、Shiftを押しながらなら「A」、「Enter」)。
- event.codeは、US配列を基準に名付けられた物理的な位置です。日本語配列で「@」が印字されたキーは、US配列で「[」がある位置なので
BracketLeftになります。このテストはcodeを使うため、どの配列でも図の位置が正しく光ります。 - event.locationは同じ名前のキーを区別します。0=標準、1=左(左Shift、Ctrl、Alt)、2=右、3=テンキーです。
日本語配列に特有のキー
日本語配列には、英語配列にないキーがあります。「¥」(IntlYen)、右Shiftの左にある「\ ろ」(IntlRo)、スペースキーの左右にある「無変換」(NonConvert)、「変換」(Convert)、「カタカナ ひらがな」(KanaMode)です。「半角/全角」キーはBackquote、「英数」(Caps Lock)キーはCapsLockとして届きます。IMEの設定によっては、これらのキーがOS側で処理され、押したときにしか反応しないことがあります。
ゴースト・アンチゴースト・Nキーロールオーバー
キーボード内部では、キーが行と列のマトリクスで配線されています。3つ以上のキーを同時に押す特定の組み合わせでは、どのキーが押されているか正確に判別できなくなります。その場合、キーボードはキーを取りこぼす(ブロッキング)か、押していないキーを送る(ゴースト)かのどちらかになります。多くのキーボードは、ゴーストを出すよりも組み合わせをブロックします。
Nキーロールオーバー(NKRO)は、何個押してもすべてのキーを個別に検出できることを意味します。6KROは、通常キー6個と修飾キー(Shift、Ctrl、Alt、Win)までです。多くのキーボードが使うUSB HIDのブートプロトコルでは、1回の報告にこれだけが収まります。
確認方法:実際に使う組み合わせ(ゲームならW+A+Shift+Spaceなど)を押したまま、「現在押しているキー数」と押しているキーの一覧を見ます。一覧にないキーがあれば、その組み合わせはブロックされています。「最大同時押し数」には最高値が記録されます。
このテストでわからないこと
ブラウザーが受け取れるのは、キーボードとOSが渡した情報だけです。そのため、届かないキーや半分しか届かないキーがありますが、故障ではありません。
- Fnキー:キーボード内部で処理され、パソコンには送られません。Fnとの組み合わせ(画面の明るさなど)が別のキーとして届くことはあります。
- PrintScreen:Windowsでは離したときだけ届いたり、スクリーンショットツールが開いたりします。この場合もテスト済みとして数えます。
- Windowsキー、メディアキー、音量キー:OSが先に処理することがよくあります。届いたメディアキーは「その他に検出されたキー」に表示されます。
- システムのショートカット(Ctrl+Alt+Del、Alt+Tab、Ctrl+Wなど)は、どのウェブページでも受け取れません。
- Mac:Cmdを押している間、macOSは他のキーを離した情報を確実には送りません。そのため、Cmdを離した時点ですべてのキーを離したものとして扱います。
- スマートフォンの画面キーボードはキーの位置を送りません。このテストは物理キーボード(タブレットにつないだBluetoothやUSBのキーボードを含む)向けです。
よくあるトラブル
- キーが反応しない:まずキーボードを逆さにする、エアダスターを使うなどしてゴミやほこりを取り除き、もう一度テストします。ノートパソコンでは外付けキーボードを試すと、ハードウェアとドライバーのどちらの問題か切り分けられます。
- 文字が二重に入力される(チャタリング):一つのキーを10回押して「打鍵数」と比べます。10より多く増えれば、スイッチがチャタリングを起こしています。キーを押し続けたときの自動リピートは数えません。
- 正しいキーが光るのに違う文字が出る:ハードウェアは正常で、OSのキーボード配列設定が違っています(日本語配列のキーボードを英語配列として認識しているなど)。どの文字が出ているかは
event.keyで確認できます。
例:Aキーを押すとkeyは「a」、codeは「KeyA」になります。灰色のままなら、信号が届いていません。
よくある質問
キーボードのすべてのキーが反応するか確認するには?
キーボードの枠内をクリックし、各キーを一度ずつ押してください。テスト済みのキーにはチェックマークが付き、「テスト済みのキー」に図のキーのうち何個が届いたかが表示されます。灰色のままのキーは、キーボードから信号が送られていません。
日本語配列(JIS)のキーボードに対応していますか?
はい。図は日本語配列の109キーで、「¥」「\ ろ」「無変換」「変換」「カタカナ ひらがな」も含まれます。キーはevent.code(物理的な位置)で判定するため、英語配列のキーボードでも押したキーが正しく光ります。英語配列にしかないキーは「その他に検出されたキー」に表示されます。
キーボードのチャタリングはどうやって確認しますか?
一つのキーを数えながら10回押し、「打鍵数」がいくつ増えたかを見てください。押した回数より多く増えていれば、一度の押下で複数回入力されるチャタリングが起きています。押し続けたときの自動リピートは数えません。
Fnキーが反応しないのはなぜですか?
Fnキーはキーボード内部で処理され、パソコンには送られません。そのため、どのソフトやウェブサイトからも見えません。故障ではありません。
キーボードのゴーストとは何ですか?
3つ以上のキーを同時に押す特定の組み合わせで、キーマトリクスが押されているキーを正確に判別できず、キーが抜けたり押していないキーが入力されたりする現象です。使う組み合わせを押したまま「現在押しているキー」の一覧を確認してください。
キーボードは何キーまで同時押しできますか?
キーを少しずつ増やしながら押し続けてください。「最大同時押し数」に最高値が表示されます。通常キー6個と修飾キーまでなら6キーロールオーバー、それより多ければNキーロールオーバーの可能性があります。どの組み合わせがブロックされるかは配線によるため、実際に一緒に使うキーで試してください。
PrintScreenやWindowsキーが灰色のままです。故障ですか?
必ずしも故障ではありません。これらのキーは、ブラウザーに届く前にOSが処理することがよくあります(スタートメニューやスクリーンショットツール)。WindowsのPrintScreenは離したときだけ届くことが多く、その場合もテスト済みとして数えます。本来の機能が動けばキーは正常です。
入力した内容は保存・送信されますか?
いいえ。テストはすべてブラウザー内で動作します。キーも文字もサーバーには保存・送信されず、ページを再読み込みすると最初からになります。
出典・根拠
- MDN Web Docs:KeyboardEvent.code(キーの物理的な位置)
- W3C:UI Events KeyboardEvent code Values(英語、日本語配列のIntlYen・IntlRo・NonConvert・Convert・KanaModeを含む)
- W3C:UI Events – キーボードイベント keydown/keyup(英語)
更新日:
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