英語の速読トレーニング:英文を1語ずつ読む
速読 トレーニング 英語:英文を貼り付けて「スタート」を押すと、単語が1つずつ画面の同じ場所に表示されます。赤い注目文字が視線を固定するので、目を動かさずに英語を前から順に読む練習ができます。速さは1分間の語数で選べ、文の終わりでは少し止まります。
計算方法
このページは、英文を1語ずつ同じ位置に表示する英語の速読トレーニングです。単語は空白で区切って数えるので、英語のように単語の間に空白がある文章専用です。日本語の文章は空白がないため、1行がまとめて表示されてしまい練習になりません。
英語の速読トレーニングのやり方
- 練習したい英文を欄に貼り付けます。教科書や問題集の長文、英字ニュースなど、何でもかまいません。最初は「例文」(86語)で試せます。
- 速さを1分間の語数で選びます。最初の設定は300語ですが、英語の学習なら一番遅い150語から始めるのがおすすめです。
- 「スタート」を押すと、単語が画面の中央に1つずつ表示されます。スペースキーで一時停止、「1文戻る」(または←キー)で直前の文をもう一度読めます。
例文の86語は、150語の速さなら約34秒、300語なら約17秒で表示が終わります。読み終えたら、内容を日本語か英語でひと言で言えるか確かめてください。言えなければ、速さを1段階下げます。
なぜ英語の速読練習になるのか
英語の長文が遅くなる大きな原因は、文の後ろから訳し戻す「返り読み」です。このツールでは単語が前から順に流れて、前の単語には戻れません。そのため、英語の語順のまま意味をとる練習(いわゆる直読直解)になります。「1回に表示する語数」を2語や3語にすると、in the morning のような意味のかたまり(チャンク)で読む練習もできます。
RSVPと赤い注目文字
この表示方法はRSVP(高速逐次視覚提示)と呼ばれ、単語を決まった位置に1つずつ出すので、目が行の上を移動する必要がありません。単語の中央より少し左の1文字が赤く表示され、その文字がいつも同じ位置に来るので、視線が安定します。表示時間はこのツール独自の設定です。
- 1語の基本時間=60秒÷速さ(150語なら0.4秒、300語なら0.2秒)。
- 文の終わりは2倍、カンマ・セミコロン・コロンは1.5倍、段落の終わりは2.5倍、とても長い単語は1.3倍の時間表示します。
2語や3語ずつ表示するときは、赤い注目文字は出ません。
速読でできること・できないこと
Raynerらの大規模なレビュー(2016年)の結論ははっきりしています。速さと理解はトレードオフの関係にあり、理解の度合いを保ったまま読む速さを2倍、3倍(たとえば1分間に約250語から500〜750語)にするのは難しい、というものです。それ以上の速さで読むのは、流し読みに近くなります。理解したまま速く読むために一番効くのは、たくさん読むことと語彙を増やすことです。
英語の長文では、知らない単語が多いと、どんなに目を速く動かしても速くは読めません。このトレーニングは、集中力と語順どおりに読むくせをつける練習として使い、単語の学習と組み合わせてください。
よくある質問
英語の速読トレーニングはどうやって使いますか?
英文を貼り付けて速さを選び、「スタート」を押します。単語が1つずつ画面の同じ位置に表示され、スペースキーで一時停止できます。
日本語の文章でも使えますか?
向いていません。単語を空白で区切って表示するので、空白のない日本語は1行がまとめて表示されます。このページは英文の練習用です。
どの速さから始めればいいですか?
英語の学習なら、一番遅い1分間150語から始めるのがおすすめです。読んだ内容をひと言で言えたら、1段階ずつ上げてください。
速読で英語長文が速く読めるようになりますか?
返り読みをせずに前から読むくせはつけられます。ただし、Raynerらのレビュー(2016年)によると、理解を保ったまま速さを2倍以上にするのは難しく、多読と語彙を増やすことが一番効果的です。
赤い文字は何のためですか?
視線を固定するための注目点です。単語の中央より少し左の1文字で、いつも同じ位置に来るので、目を左右に動かさずに読めます。
貼り付けた英文は保存されますか?
いいえ。英文はこの画面の入力欄にあるだけで、保存されず、サーバーにもアドレス欄にも送られません。
出典・根拠
- Rayner et al. (2016): So Much to Read, So Little Time – How Do We Read, and Can Speed Reading Help? Psychological Science in the Public Interest 17(1) – PubMed
- Wikipedia: Rapid serial visual presentation
更新日: · 編集方針
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