XML・CSV構文チェック
貼り付けたXMLやCSVを、その場でブラウザ内でチェックするツールです。形式を選ぶと、問題があれば行・列と内容を表示します。CSVでは判定した区切り文字と先頭行のプレビューも確認できます。データはどこにもアップロードされません。
計算方法
XMLの「整形式」とは?
XML文書は、W3Cの勧告XML 1.0(第5版)の構文ルールを守っているとき整形式(well-formed)と呼ばれます。このツールは独自のパーサーでチェックするため、どのブラウザでも同じメッセージが表示され、最初の違反で止まります。
- ルート要素はちょうど1つ。その前後に置けるのはコメント、処理命令、空白だけです。
- 開始タグには、正しく入れ子になった終了タグが必要です(
<a><b></a></b>は誤り)。空要素は<br/>のように書きます。 - 名前は大文字と小文字を区別します。
<Name>…</name>は対応しません。 - 属性値は必ず
"…"または'…'で囲み、同じ属性は1つのタグに1回だけ、値の中に<は使えません。 - 本文中の
&と<は&、<と書きます。使える実体参照は< > & ' "、©のような文字参照、DTDで宣言した実体だけです。HTMLの はXMLにはありません。 - コメント内に
--は書けません。CDATAセクションは要素の中だけ、XML宣言<?xml version="1.0"?>は文書の先頭にだけ置けます。 - XML 1.0で禁止された文字(タブと改行以外の制御文字)は使えません。
日本語の要素名や属性名(例:<商品名>)もXMLでは正しい名前として扱われます。
DTDやXSDスキーマによる検証は行いません
このツールは、文書がDTDやXMLスキーマ(XSD)、特定の業務規格に合っているか――必須の要素があるか、値の形式が正しいか――はチェックしません。e-Taxや特定健診など、提出先が定めるチェックツールの代わりにはなりません。ただし整形式であることはその前提条件で、整形式でない文書はどのプログラムでも読み込めません。DOCTYPE宣言は、そこで宣言された実体を認識するためだけに読み取ります。xmlns:…で宣言されていない名前空間接頭辞は注意として表示します。
RFC 4180に沿ったCSV
RFC 4180は、一般的なCSVの形式を定めています。
- 1行に1レコード、すべての行で項目数が同じであること。見出し行は任意です。
- 区切り文字、改行、
"を含む項目はダブルクォートで囲みます:"山田, 太郎" - 項目内の
"は2つ重ねて書きます:"彼は""こんにちは""と言った"。囲みのない項目には"を含められません。 - 空白も項目の一部です。そのため
a, "b"は誤りです(項目が"ではなく空白で始まるため)。
RFC 4180が定める区切り文字はカンマだけですが、実際にはタブ区切り(TSV)や|、小数点にカンマを使う国のセミコロン区切りもよく使われます。自動判定では、候補ごとに先頭50件の項目数を数え、最も安定して2列以上になる文字を選びます。違っている場合は手動で選んでください。
項目数の不一致、閉じていない・位置のおかしいダブルクォート、ファイル途中の空行を、実際の行番号とともに表示します(改行を含む項目は複数行にまたがります)。RFC 4180の改行コードはCRLFですが、ほとんどのプログラムはLFも読めるため、改行コードは概要に表示するだけです。
Excelで開くと文字化けする場合
このツールは貼り付けたテキストを調べるため、文字コードの問題は検出しません。日本語版ExcelはBOMなしのUTF-8のCSVをShift_JISとして読むことがあり、その場合は文字化けします。Excelの「データ → テキストまたはCSVから」で文字コードを指定するか、「CSV UTF-8」形式で保存し直してください。
制限
最大500万文字まで。エラーは最初の50件を表示します。列番号は1から数えた文字位置で、タブも1文字として数えます。
よくある質問
データはアップロードされますか?
いいえ。チェックはすべてブラウザ内で行われます。テキストはアドレスバーにも入らず、保存もされません。リンクに含まれるのは形式、区切り文字、見出し行の設定だけです。
「整形式」と「妥当」の違いは?
整形式は、タグ、入れ子、属性、実体参照といったXMLの構文が正しいことです。妥当(valid)は、それに加えてDTDやXMLスキーマのルールにも合っていることを指します。このツールがチェックするのは整形式だけです。
e-Taxや法定調書のCSVチェックに使えますか?
提出先の仕様(項目の並びや値の形式)のチェックはできません。国税庁などが用意している専用のチェックツールを使ってください。このツールでは、列数のずれやダブルクォートの閉じ忘れといった、CSVとしての基本的な構文エラーを確認できます。
&nbsp;がエラーになるのはなぜ?
はHTMLの実体参照です。DTDがない場合、XMLが認識するのは< > & ' "の5つだけです。ノーブレークスペースは と書くか、文字をそのまま入力してください。
CSVのエラー箇所を確認するには?
CSVを貼り付けると、問題のある行番号と列、内容が「エラー」に一覧表示されます。XMLの場合は「エラーへ移動」を押すと、入力欄の該当位置にカーソルが移動します。
列数が多い行があるのはなぜ?
ほとんどの場合、ダブルクォートで囲まれていない値の中に区切り文字が含まれています。たとえばカンマ区切りのファイルで1,500のような桁区切り付きの数値や山田, 太郎があると、列が1つ増えます。正しくは"1,500"のように囲みます。
出典・根拠
- §§ 2.1–2.8, 3.1, 4.1 (Well-Formedness Constraints): W3C – Extensible Markup Language (XML) 1.0 (Fifth Edition)
- W3C – Namespaces in XML 1.0 (Third Edition)
- § 2: IETF RFC 4180 – Common Format and MIME Type for Comma-Separated Values (CSV) Files
更新日:
関連ツール
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- メールアドレスの形式チェックメールアドレスの書式がRFC 5321/5322に合っているかを一括チェック。文字数、使える文字、全角@、日本語ドメインまで確認。送信なしで端末内だけで処理します。
- UNIX時間(Unixtime)変換ツールUNIX時間(タイムスタンプ)を日時に、日時をUNIX時間に変換します。秒・ミリ秒(13桁)・マイクロ秒・ナノ秒を自動判別し、日本時間とUTCを表示。