標高から気温を計算
標高から気温を計算します。NASAの標準大気モデルでは、高度11,000 mまで気温は1 mあたり0.00649 °C、つまり100 mごとに0.649 °C下がります。ある標高で分かっている気温と、知りたい標高を入れると、その場所の気温の目安を計算します。
計算例:単位: °Cとメートル · 分かっている気温 20 · その場所の標高 500 · 知りたい標高 2,500 · 気温減率 0.649 °C / 100 m → 気温の目安:標高2,500 mで7 °C。出典:NASA Glenn Research Center, Earth Atmosphere Model – Metric Units: troposphere up to 11,000 m, T = 15.04 − 0.00649·h (°C, m); lower stratosphere T = −56.46 °C; curve fit of averaged measurements, standard day (read 10.10.2026)。更新日:
計算方法
大気のいちばん下の層(対流圏)では、気温は高さとともに直線的に下がります。NASAの大気モデルでは、高度11,000 mまでT = 15.04 − 0.00649 × h(Tは°C、hはm)です。100 mごとに0.649 °C、1000 mごとに6.49 °C下がる計算です。11,000 mより上の成層圏下部では、モデルの気温は−56.46 °Cで一定です。
標高別の標準大気の気温
| 標高 | 気温 |
|---|---|
| 500 m | 11.8 °C |
| 2000 m | 2.1 °C |
| 3776 m | −9.5 °C |
| 5000 m | −17.4 °C |
| 8849 m | −42.4 °C |
標準大気は海面で15.04 °Cから始まります。実際の日の気温は、分かっている気温に合わせて計算し直します。たとえば海辺(0 m)が30 °Cなら、富士山頂(3776 m)は約5.5 °Cです。3776 m × 0.649 °C / 100 m = 24.5 °C下がるからです。標高500 mで20 °Cなら、2500 mでは約7 °Cになります。
目安としての限界
- NASAのモデルは、平均的な標準日の測定値に曲線を当てはめたもので、気温は高さだけで変わると仮定しています。
- その日の天気によって実際の気温は平均と異なるため、結果は目安です。
- ある標高で自分が測った気温から計算すると、その日の状態に近い目安になります。
よくある質問
標高100 mで気温は何度下がりますか?
NASAの標準大気では0.649 °C、1000 mで6.49 °Cです。
地上が30 °Cのとき富士山頂は何度ですか?
海面30 °Cから計算すると約5.5 °Cです(3776 mで24.5 °C低下)。
標高5000 mの標準気温は?
約−17.4 °C(15.04 − 0.00649 × 5000)です。
計算式は?
知りたい標高の気温 = 分かっている気温 − 0.649 × 標高差(m)÷ 100 です。
結果は正確ですか?
平均的な標準日をもとにした目安です。実際の気温はその日の天気でも変わります。
なぜ11,000 mまでなのですか?
そこで対流圏が終わるためです。NASAのモデルでは11,000~25,000 mの気温は−56.46 °Cで一定です。
出典・根拠
- NASA Glenn Research Center, Earth Atmosphere Model – Metric Units: troposphere up to 11,000 m, T = 15.04 − 0.00649·h (°C, m); lower stratosphere T = −56.46 °C; curve fit of averaged measurements, standard day (read 10.10.2026)
- NIST SP 811, Appendix B.8: 1 ft = 0.3048 m; 1 °F (temperature interval) = 5/9 °C (read 10.10.2026)
更新日: · 編集方針
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